中国の仮想通貨マイニング事業大手ビットメインが、香港証券取引所(HKEx)に新規株式公開(IPO)を申請していたが、3月25日に6カ月間の有効期限を迎えたことが明らかになった。2019年3月26日午前11時現在(日本時間)、HKExのウェブサイトにある失効した企業の一覧には表示されていない。仮想通貨コミュニティのひとりが3月25日にツイートし、注目されている。 ...

【墨汁速報】ゴールドがビットコインを打ち負かす コロナショック S&P500サーキットブレイカー発動

イーサリアム2.0リサーチャーによると、ETH2.0 フェイズ0のローンチは2021年1月3日のビットコイン12周年を予定したいという。対してイーサリアム開発者のVitalik Burterin氏は2020年内のローンチを推している。

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イーサリアム2.0ローンチは2020年?2021年?

イーサリアム2.0リサーチャーのJustin Drake氏によると、イーサリアム2.0のローンチの最新の条件として

 

・3クライアント以上でマルチクライアントテストネットを問題なく2~3ヶ月運用する

・ETH2テストネットのBeacon Chainに対して攻撃テストを2~3ヶ月を行うリワードプログラムの実行

・マルチクライアントテストネットの2~3ヶ月のバグバウンティプログラムの実行

・各クライアントのファジング(脆弱性テストの手法)

 

を上げており、これらの全ての条件を2020年内に行うのは難しいとしている。また11月の感謝祭や12月年末の冬休みなどを考慮し、ビットコインの12周年となる1月3日のBeacon Chainの起動となるジェネシスブロック(スロット0)を提案しているのだ。

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Vitalik氏の個人的意見

対してイーサリアム発明者のVitalik氏は、個人的な意見として2021年1月3日より前にイーサリアム2.0のローンチを望んでいると述べ、

「イーサリアムレガシーチェーン(ETH1)のマルチクライアントテストネット”オリンピック”は4ヶ月のテストを行った。イーサリアム2.0のAltonaテストネットのローンチが7月に行われ、ETH2のローンチのカウントダウンは始まっていると言えるだろう。」

として現在のイーサリアムネットワークと比較している。

 

フェイズ0のリスクは限定的

またVitalik氏は

「ETH2フェイズ0のBeacon Chainはある種ETH1よりシンプルであり、Casper(イーサリアムのPoS)はある種複雑だ。ETH2はより多くの最適化を求められる一方、GPUという指向性を持つ現在のPoWほど複雑ではなく、同様に複雑なEVM(コントラクトを実行するイーサリアムのバーチャルマシン)はフェイズ2まで実装しない。」

とし、フェイズ0という最初の実装段階であることからリスクは限定的であるということが理由としている。Shardingが実装され、ETH2のトランザクションが可能となるフェイズ1までは心配する必要はない。

また現在のイーサリアム上に展開するDeFiなどの巨大エコシステムにも影響を与えないことも考慮しており、EVMを実装した段階でのローンチを行ったETH1のように時間をかける必要はないとしている。イーサリアム2.0のローンチ前にはデポジットコントラクトのデプロイが必要であり、Vitalik氏の意向でETH2をローンチするとすれば最速で10~11月頃になると見られるだろう。

 

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参考:Ethereum 2.0’s Phase 0 may not go live until 2021, project researcher says

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