仮想通貨の市場が軟調気味の中、トロン(TRX)が好調
仮想通貨市場は軟調です。ビットコイン(BTC)がじわりと下値を更新する中、アルトコインの下落が少し強いものとなっております。
XRP(リップル)は目立って弱く、先週から10%以上の価格が下落となりました。そんな中、唯一元気なのがTRX(トロン)です。
円建てチャートになりますが、3円を超えており、この1ヶ月で1.5倍に値をあげました。ボトムをつけたのが昨年11月でして、仮想通貨の中でも唯一、値動きが強いです。
ここ最近強さを見せるLTC(ライトコイン)と同様に、OKExにてレバレッジ取引のサービスが開始され流動性が分厚いトロンなので、トレーダーに人気なのでしょう。
TRX/USDTはトレーダーからみても魅力的な値動きをします。こういった投機筋の流入もあってか、安定した価格の上下を維持しております。
仮想通貨市場、全体的に重苦しい雰囲気でよくありませんが、こういった海外のコインを探していくと、ところどころ良好な値動きをしているコインもありますので、ぜひ注目してみてください。
取引するならBinance(バイナンス)がおすすめです。
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さて、今回もビットコイン(BTC)チャート分析をしていきましょう。
ビットコイン(BTC)は直近安値を更新
出典:GMOコイン
37万6,000円が4時間足ベースの直近レジスタンスになります。
RCIの形状を見ていると、RCI22(ピンク)とRCI9(緑)が上方向を向き始めておりまして、このレジスタンスラインに達して反落しても、RCI9が程よい下落から上方向に向くタイミングはいい押し目になりそうです。
RCI5(青)が一度押して、その後、上方向を向き始めますと、3本とも上方向に向きます。順張りトレードするならベストなタイミングでしょう。4時間足で見極めて1時間足でタイミングをとると良さそうです。
37万6,000円のラインを超えられますと、雲の先端もねじれてきそうです。
またファンダメンタルズで良好なニュースとしては、ブラックロックと肩を並べるフィデリティが仮想通貨のカストディサービスを提供することが今年の3月になったという情報がありました。
関連:米フィデリティ(Fidelity) ビットコインカストディローンチは3月か?
昨年の秋頃にフィデリティが仮想通貨業界参入のニュースがありましたが、カストディの準備を整えてきたということは、本気である証拠でしょう。ブラックロックに先駆けてこのマーケットを取りにきているようです。
ライトコイン(LTC)は下値を更新していない
出典:GMOコイン
LTC(ライトコイン)分析に移ります。4時間足ですが、直近の安値を更新しておりません。下降トレンドラインを右に抜け始めており、ビットコイン(BTC)より明らかに下値が堅いです。
トロン(TRX)同様にOKExでレバレッジ取引が始まったことから、好調をキープしているという点は共通です。BTCロングよりLTCのレバレッジ取引のほうが短期トレードでも妙味がありそうです。
国内のコインは地味な値動きですが、ライトコインだけはトレードが成立ししやすそうですので、ぜひGMOコインで低スプレッドのレバレッジ取引に挑戦をしてみてください。
前述した通り、フィデリティの3月参入を考慮すると、バックト(Bakkt)取引所のリリースも3月の可能性が高いと思われます。このタイミングで流動性が徐々に増加傾向になってくると、ビットコインETFの再申請の話もまたポジティブに反応してくると思います。
もう少し我慢の時期は続きそうですが、確実にファンダメンタルズは好転してきておりますので、押し目買いの目線を変えずにトレードに臨みたいと思います。
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