リップル(XRP)は、再びレンジ相場に ロングポジションの多さが懸念

仮想通貨リップル(XRP)の価格は3日18時で0.309ドル(33.83円)だった。先週同時刻0.316ドル(34.60円)と比較して、-2.2%の下落となった。

リップルの価格は先週の週間分析の予想レンジ内で収まり、下落シナリオ通りの推移を見せた。

1月27日に黄緑ライン(0.318ドル:34.9円)を下に抜けてから、更に一時0.3ドル(32.85円)を大きく割り込み週の安値0.285ドル(31.21円)まで下げた。

その後、好ファンダも続き、一気に価格を押し上げる展開となり、現在はピンクライン(0.306ドル:33.51円)と黄緑ラインの間をレンジ推移している。

重要ラインと伝えていた黄緑ラインを大きく割る展開となった。その後大幅に価格変動があったものの再びレンジの中に戻った。

先週も記事内に記載したように、リップルでは意識されているラインを上下どちらかに大きくブレイクした後には、レンジ相場が続く傾向がある。

現在は、ピンクライン(0.306ドル:33.51円)と黄緑ラインの間をレンジ推移しながらも、29日から引ける黄色のサポートラインをひげを伴って若干下抜けしている。

もちろん騙しの可能性もあるため、実体で抜けてからのエントリーが望ましい。

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(TradingViewのXRPUSDチャート)

今週は、ピンクラインを下に抜けるのか、それとも反発して黄緑ラインまで上昇するのかが争点になりそうだ。

1週間の予想レンジ:最安値0.285ドル~最高値0.342ドル(31.21円~37.45円):(赤ライン~黒ライン)

下落のシナリオとしては、まずピンクラインを明確に下割れするかに注目だ。

先週一週間で、一度大きく下抜けしたピンクラインだが、再び強力なサポートラインとして機能していることを考慮すると、下に割り込んだ場合には下げ幅は大きいだろう。

さらに、現在、リップルはロングが非常に溜まっており、一度ピンクラインをブレイクした場合には、このロングポジションの解消によって大きく下げる可能性が高い。

その後、赤ラインまで下げる可能性が高く、さらにそこを割った場合には、明確なサポートラインが存在せず非常に絶望的な相場になってしまうだろう。

(参照:リップルLSチェッカー)

また、上昇のシナリオとしては、ピンクラインで反発した上で、黄緑ラインをブレイク出来るかに注目だ。

ピンクラインで反発することができれば、黄緑ラインまで到達する可能性は高い。

さらに黄緑ラインをブレイク出来た場合には、青ライン(0.324ドル)更には、先週の高値0.324ドル(黒ライン:)まで上昇するだろう。

明確なトレンドは現在存在していないため、抜けた方向に大きく動く可能性が高い。

ここに記載された見解は著者のものであり、必ずしもコインオタクの見解を反映するものではありません。すべての投資にはリスクが伴うため、意思決定の際には独自に調査を実施する必要があります。


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