フィンランド発フードデリバリーWolt、約550憶円を資金調達

フィンランド発のフードデリバリーサービスWolt(ウォルト)を提供するWolt Japanが、既存投資家および7社の新規投資家より新たに5億3,000万ドル(約550億円)を資金調達したことを発表した。

サービスエリア拡大、経営基盤を強化へ

サービスエリア拡大、経営基盤を強化へ

Woltは、2014年フィンランド・ヘルシンキでサービスを開始。日本では2020年3月より広島でサービスを開始して以降、東京、札幌、仙台、岡山、福岡、盛岡、旭川、呉の9都市で展開してきた。

北欧デザインのオリジナル紙袋、利用客への想いを綴れる「Thank you!カード」の提供といった、幸せの国・フィンランドならではの「温かみのあるおもてなし」が特徴だ。

配達パートナーは、交通安全の遵守などを含む適性テストの合格者のみで構成。フィンランドのような低い人口密度、悪天候などでも効率的に配達が行えるよう、業界最高水準のアルゴリズムを持つ独自システムを採用し、配達時間は平均30分程度を実現している。

今回、Woltの日本法人であるWolt Japanが、サービス提供エリアの拡大と経営基盤のさらなる強化を目的に、新たに5億3000万ドル(約550億円)の資金調達を実施した。

資金調達ラウンドでは、ICONIQ Growthが牽引し、Tiger Global、DST、KKR、Prosus、EQT Growth、Coatueが新規投資家として参加。
また、Woltの既存投資家である83North、Highland Europe、Goldman Sachs Growth Equity、EQT Ventures、Vintage Investment Partnersも参加している。

おすすめの記事