ここ数年急速に進んでいるのがキャッシュレス決済導入です。最近は現金を使わずに買い物ができるキャッシュレス決済の需要が高まっており、その需要に応えるべくスマホ決済を導入する店舗は増えてきています。
この記事では、スマホ決済を導入するメリット一体何があるのか、スマホ決済導入できるサービスには何があるのか紹介していきます。
スマホ決済を店舗導入するメリットは?
スマホ決済を導入して現金を使わないキャッシュレス決済対応するメリットはたくさんあります。
売上アップから業務効率化までさまざまなメリットがあるので、スマホ決済の魅力の中でも特に知っておいてほしいメリットを5つ紹介します。
レジ作業の効率化
通常、レジの締め作業を行う際、売上とレジ内の金額が1円単位で一致しているか調べる必要があります。この作業は非常に手間がかかる作業であり、万が一間違いがあれば本当に間違えていないかまた数え直さなければなりません。本当に間違っていた場合はどの決済で間違えていたのかレシート1枚1枚確認する手間も発生するでしょう。
ですがスマホ決済サービスであればそのようなことは関係ありません。スマホ決済した分は決済サービス側で自動的に集計・計算される上にスマホ決済分は現金が発生しないので数える必要もありません。
レジの回転効率が上がる
レジで決済する場合、釣り銭の受け渡しなど、お客様が現金を用意する時間が長く、小銭も使ってぴったり支払おうとする場合はかなり時間がかかります。
ですがスマホ決済の場合は現金関係のやり取りは一切発生しないので、レジ会計時間が大幅に短縮されます。これによりレジの回転効率が大幅に上がり、レジが混みすぎてお客様を待たせてしまうという問題も減ってお店の回転率が上がり、売上もアップも期待できます。
現金を使わない顧客の獲得
お客様の中には現金をほとんど使おうとしない方もいます。自動販売機ですらキャッシュレス決済対応しているものが増えてきているため、極端な人は現金を一切持っていないでしょう。そういったお客様も獲得することができます。
現金決済を一切排除するということでもない限り、スマホ決済を導入することは新規顧客の獲得に関してデメリットは一切ないでしょう。
インバウンドの集客に期待できる
スマホ決済を導入することでインバウンドの集客にも期待できます。スマホ決済サービスの中には世界中で使われているグローバルな決済サービスです。外国人観光客にとってスマホ決済サービスは非常に使いやすいサービスなので、決済サービス対応の有無でお店を選ぶこともめずらしくありません。
現在は新型コロナウィルスの影響で訪日外国人がほとんどいないためインバウンドには期待できませんが、新型コロナウィルスが終息することを想定して早めにスマホ決済に対応しておくと、大幅に増加する訪日外国人観光客の集客に活用できるでしょう。
お釣りが発生しない
小銭が不足するとお釣りが発生してもお釣りを支払うことができず、他のレジと両替をしたり、お客様をレジで待たせたまま金庫まで両替をしに行く必要があります。
スマホ決済ならば現金のやり取りがないため、小銭が減るたびに両替の心配をする必要がありません。
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店舗向けスマホ決済サービスおすすめ3選
店舗に導入できるスマホ決済サービスはたくさんあります。ここではスマホ決済サービスの中でも特におすすめできるサービスについて3つ紹介します。
Airペイ(エアペイ) QR
Airペイ QRはキャッシュレス決済方法の方法によりされているスマホ決済サービスです。日本でメジャーなQRコード決済を含むさまざまなQRコード決済に対応しているため、PayPayなどのQRコード決済を一括で導入することも可能です。
対応決済サービス | クレジットカード |
|
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QRコード決済 |
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電子マネー |
|
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初期費用 | 実質無料 | |
月額固定費 | 無料 | |
決済手数料 | 3.24% |
初期費用はカードリーダー導入費用として18,334円(税別)発生しますが、以下の条件を満たした場合は初期費用が無料になります。
条件数が多くキャンペーン条件を満たすのがむずかしいように見えますが、新規申し込みであればほぼ確実に条件を満たすことが可能です。
Airペイ(エアペイ) QRのメリット
キャッシュレス決済において、クレジットカード決済を一括導入できる決済サービスは他にもたくさんあるのですが、Airペイ QRは8種類ものスマホ決済に対応しています。
QRコード決済において国内シェアトップのPayPayや楽天Pay、d払いなどのスマホ決済を一括導入できるのがメリットです。スマホ決済サービスを1つ1つ導入するのは手間もコストも掛かるため、手っ取り早くスマホ決済を導入したい店舗におすすめのサービスです。
別途契約が必要ですが、Airペイ ポイントはTポイントやPonta・dポイントなど外部のポイントサービスと連携できるも魅力の1つでしょう。
PayPay(ペイペイ)
PayPayは、280万ヶ所の加盟店に展開しているスマホ決済サービスです。
対応決済サービス | QRコード決済 | PayPay |
---|---|---|
初期費用 | 無料 | |
月額固定費 | 無料 (2021年9月30日まで) |
|
決済手数料 | 0円 |
PayPay(ペイペイ)のメリット
PayPayは導入費用が0円で始められ、利用中に発生する決済システム利用料も2021年9月30日までは無料となっているのでお店のコスト削減に一役買ってくれるでしょう。
また、入金手数料はジャパンネット銀行の場合のみ永年無料で、売り上げ金額に関わらず最短翌日の入金が可能です。入金サイクルが早いため店舗運営の余裕につながります。
STORES 決済(旧:Coiney)
STORES 決済は初めてスマホ決済を導入しようと考えている店舗におすすめできるスマホ決済サービスの1つです。
対応決済サービス | クレジットカード |
|
---|---|---|
QRコード決済 | WeChatPay | |
電子マネー |
|
|
初期費用 | 無料~19,800円 | |
月額固定費 | 無料 | |
決済手数料 | 3.24~3.74% |
とにかく簡単に導入できるのが特徴で、大規模な店舗に限らず個人経営の商店やイベント会場・セミナーなどさまざまな場面で活用できます。
すべての決済手段に対応する場合は専用の決済端末を導入する必要がありますが、QRコード決済(WeChatPay)であればスマートフォン・タブレットだけで導入可能です。
STORES 決済(旧:Coiney)のメリット
QRコード決済以外の決済方法を導入する場合は専用端末(19,800円)を導入する必要がありますが、2021年2月28日まで期間限定で決済端末実質無料キャンペーンというものが開催されており、条件を満たせば専用決済端末が1台無料化されます。
これらの条件を満たせば専用決済端末が無料化されます。決済端末の請求はキャンペーン期間終了後の導入7ヶ月目に行われるため、それまでは一切固定費がかかりません。
スマホ決済を店舗導入するメリットはいっぱいある!
スマホ決済を店舗に導入するメリットは、業務効率化・新規顧客の獲得・店舗回転率アップなど魅力的な要素がたくさんあります。
スマホ決済の導入を考えている方は、この記事を参考にサービスを導入してみましょう。
初期費用、決済手数料だけでなく入金手数料も0円