QRコードなどを用いたスマホ決済も、近年急速に需要が上がっているキャッシュレス決済の1つです。スマホ決済を導入するには専用のキャッシュレス決済導入サービスも必要であるため、不安な点も多いはずです。
この記事ではスマホ店舗に導入するデメリット一体何があるのか、導入する価値があるのか紹介します。
スマホ決済を店舗導入するデメリットは?
スマホ決済の導入について、スマホ決済を導入したからといって売り上げが伸びるとは限らない、資金繰りで重要なので売上は現金で欲しい、決済手数料が気になるなど、さまざまな懸念点を抱えている方も多いでしょう。
導入して売り上げに変化があるかどうかはやってみるまで分かりません。せっかくスマホ決済を導入したのに盛大に空振ってしまっては無駄なコストを掛けただけになってしまうかもしれません。
ですが、実際にはキャッシュレス決済を導入している店舗が急増しています。スマホ決済を導入したことによって売上が伸びる傾向にあり、その理由が以下の4つです。
不安要素としてとらえていたデメリットを遥かに上回るメリットが期待できるでしょう。
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スマホ決済を店舗導入するメリットは?
詳しいスマホ決済を店舗導入するメリットは以下の通りです。
売り上げが上がる
スマホ決済を導入したことによって売上が伸びる傾向にあり、その主な理由が以下の3つです。
スマホ決済は現金決済より素早く完了する傾向にあり、JCBが実施した決済速度に関する実証実験結果を見ると、現金決済と比べてキャッシュレス決済は約40%~約72%も決済速度が早い結果が出ています。
決済速度が上がってレジの回転効率が上がるということは、より多くのお客さんをレジに素早く通すことができ、お店の回転率を大幅に上げることができ、より多くのお客さんを受け入れられるようになります。
ほかにも現金が手元にない人も来店してくれるため、スマホ決済を導入するメリットは大いにあるでしょう。
(出典:株式会社ジェーシービー「決済速度に関する実証実験結果」,2019)
レジの締め作業が楽になる
スマホ決済した分は自動的に集計されて計算されます。そのためレジの締め作業時にスマホ決済分の会計とレジの残高が一致しているか調べる必要はありません。
レジ締め作業の負担はかなり大きいため、スマホ決済の比率が高くなれば高くなるほどレジ締め作業で確認しなければいけない金銭とレシートが少なくなります。
お釣りが発生しない
スマホ決済の場合は現金のやり取りがないためお釣りが発生しません。
そのため大量のお釣りが発生する会計が連続してお釣り用の小銭・1万円札が不足するということがなくなり、お釣り不足でレジの会計が止まってしまうことがありません。
渡すお釣りの金額を間違えることもなくなるため、千円札が2枚重なっていることに気づかず渡してしまうなどのトラブルがなくなります。
初期費用、決済手数料だけでなく入金手数料も0円
スマホ決済を導入する上で気をつけたいポイントは?
スマホ決済を有効活用するためにいくつか押さえておきたいポイントがあります。
カードリーダーの充電切れには気をつける
スマホ決済で使用するカードリーダー充電切れには気をつけてください。お店に置いてあるQRコードを読み取る決済方法であればカードリーダーは関係ありませんが、お客さんが提示するQRコードを読み取る場合はカードリーダーが必要なので、必要な時に充電切れという方を起こさないようにしっかり充電しておくようにしてください。
基本的にはフル充電していたら営業時間中は充電切れを起こさずに使えますが、経年劣化でバッテリーの持ち時間が短くなっていくのでピークが過ぎた後などにでも軽く充電しておくと良いでしょう。
店舗入口に加盟店ステッカーを貼ることを忘れない
スマホ決済を含むキャッシュレス決済を導入したら、キャッシュレス決済を導入していることをお店に入る前からお客さんに気づいてもらえるように加盟店ステッカーを貼っておきましょう。
現金を持たずにキャッシュレス決済をできるお店を探している方がいた場合、お店の入口にある加盟店ステッカーで入店するかどうかを判断する方も多いため、人目につくような分かりやすい場所に貼り付けておくようにしてください。
店舗側がきちんと仕組みを理解しておく
スマホ決済を導入する場合は必ず店舗側が決済のやり方や仕組みを理解しておくようにしてください。
スマホ決済を利用するお客さんはスムーズに決済できることを前提に利用しているため、スムーズに決済を済ませることはできないとお客さんがストレスを感じてしまい、クレームの原因になってしまいます。
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スマホ決済の店舗導入はメリットが多い!おすすめのサービスは?
スマホ決済を店舗に導入するメリットはデメリット以上に大きいです。そんなスマホ決済を低コストで導入できる決済サービスがいくつかあります。
楽天Pay(楽天ペイ)
楽天が提供する実店舗向けの決済サービスの楽天ペイは、初めてスマホ決済を導入しようと考えている方に向いている決済サービスの1つです。
対応QRコード決済 |
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初期費用 | 実質無料 |
月額固定費 | 無料 |
決済手数料 | 3.24% |
入金タイミング | 楽天銀行:翌日 その他:手動で入金手続きした翌営業日 |
楽天Payとau PAYというメジャーなスマホ決済サービスを一括導入することが可能なサービスです。
魅力的なのが売上金の入金タイミングです。売上の入金先として楽天銀行を選択した場合、当日の売上金が翌日に入金されるようになっています。
それだけでなく振込手数料も無料であり、現金と同じように資金繰りすることが可能です。キャッシュレス決済は基本的に月末締め翌月払いなど入金サイクルが決まっていることが多いのですが、楽天ペイはそういったサイクルがありません。
楽天ペイは楽天ポイントを使えるため、楽天ポイント制度を有効活用できることも魅力的です。
Airペイ(エアペイ)QR
Airペイ QRもスマホ決済の導入にお勧めできる決済サービスで、この記事で紹介する決済サービスの中で対応しているスマホ決済サービスが最も多いサービスです。
対応QRコード決済 |
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初期費用 | 実質無料 |
月額固定費 | 無料 |
決済手数料 | 3.24%(税込) |
入金タイミング | 月末締め、翌月末日(※最終営業日) ※翌月末日が、土日祝日の場合には前営業日 |
QRコード決済で最も国内シェアが高いPayPayに対応しており、Airペイ QRを使えば簡単にPayPay決済に対応できます。PayPayは国内シェア2位の楽天ペイの2倍以上のシェアを誇っているため、QRコード決済を導入する場合はPayPayを導入できるかどうかが非常に重要です。
PayPay以外にも対応しているQRコード決済の種類が豊富なことも魅力的なポイントの1つです。
ただし店舗側が使用できるスマートフォンはiPhone/iPadのみであり、Android端末は利用できないので注意してください。
おてがるPay
おてがるPayはクレジットカードブランドで有名なJCBと三菱UFJニコス・UCカードの共同出資で設立されたJMSによって運用されているキャッシュレス決済サービスです。
対応QRコード決済 |
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初期費用 | カードリーダー21,000円(税別) プリンター13,800円(税別) ※条件を満たせば無償提供 |
月額固定費 | 無料 |
決済手数料 | 3.74% |
入金タイミング | JMSおまかせサービスお振込日カレンダーに基づく |
初期コストとしてカードリーダーとプリンターが必要ですが、無償提供するキャンペーンが行われており、1店舗それぞれ1台無償提供してもらえます。そのほかの初期費用は発生しないためとにかく低コストでスマホ決済を導入することが可能です。
スマホ決済のデメリットを理解した上で導入しよう
スマホ決済は便利なものではありますが、使い慣れるまではスマホやカードリーダーがバッテリー切れを起こして決済ができなかったりすることがあるかもしれませんが、キャッシュレス決済の需要が高まっていることを考えると総合的に導入するメリットが大きいです。
スマホ決済の導入について悩んでいる方はこの記事を参考に、スマホ決済を導入してみましょう。
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