XRP/USDT 1時間足チャート

2026年1月21日、XRPは心理的節目である2.00ドルを割り込み、一時1.84ドルまで下落しました。
足元では1.84〜1.96ドルのレンジで激しい値動きが続いており、過去24時間で約2〜5%、週間ベースでは10%を超える調整となっています。

今回の下落は、XRP固有の悪材料ではなく、世界的なリスク回避の流れに巻き込まれた形です。
トランプ政権のグリーンランド購入構想を巡る対EU関税問題や、FRB議長を巡る不透明感の高まりが重なり、暗号資産を含むリスク資産全般から資金が流出しました。

日本国債利回り急騰で円キャリー巻き戻し、下落圧力が増幅

30年日本国債利回り

アジア時間の下落で注目すべきなのが、日本国債市場の動揺です。
長期国債利回りが急上昇したことで、低金利の円を借りて高利回り資産に投資する「円キャリートレード」の巻き戻しが進みました。

特に超長期債の動きは急激で、Reutersによれば30年国債利回りは日次の上昇幅が2003年以来となりました。また、Financial Timesは40年債利回りが2007年の導入以来初めて4%を上回ったと報じており、長期金利のボラティリティが一気に高まっています。

日本国債の利回り上昇で円の調達コストが上がったため、投資家は海外資産を売却して円を買い戻す動きに出ました。「円安・リスクオン」局面で積み上がっていたレバレッジが、金利ショックを起点に巻き戻され、暗号資産の下落を増幅させたとみられます。

XRP急落で強制決済が連鎖、先物市場に緊張走る

XRP Liquidation History

XRPが2.00ドルを割り込んだ19日以降、先物市場ではロング清算が急増しました。Coinglassのデータによると、19日から20日にかけてロングポジションの清算が集中しており、短時間で数百万ドル規模の強制決済が発生したことが確認できます。、短時間で数百万ドル規模の強制決済が発生したことが確認できます。

今回のXRP続落は、マクロ環境の急変による一時的なショックが主因とみられます。テクニカル面では1.85ドルが重要な防衛ラインとして意識されていますが、1.85ドルを割り込んだ場合、1.61ドル付近までの下落リスクも指摘されています。

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