ビットコイン、7万7000ドル前後で小幅な攻防 短期的な方向感は不透明

価格が7万7000ドル台前半を中心に短期的な乱高下を繰り返す展開が見られました。
日中の高値は7万9351ドル、安値は7万7169ドルと、レンジ幅は限定的ながらも細かな上下動が目立ちました。
一時的に7万6500ドル付近まで下落した後、買い戻しが入るなど、投資家の慎重な姿勢がうかがえます。相場は方向感に欠け、今後の材料次第で上下どちらにも動く可能性があります。

週末の薄商いで急変動、仮想通貨市場から2200億ドル消失

市場全体では週末の薄商いを狙った売りが強まり、仮想通貨全体の時価総額から約2200億ドルが消失しました。
ETH は一時18%急落して2250ドル付近まで下落し、BTC も7万5600ドル近辺まで値を下げるなど、主要銘柄が大きく調整しています。

CryptoQuant分析 70%暴落は回避か、BTCは調整局面の長期戦へ

短期的には、新規マネーの流入が鈍化し、売り圧力が継続しているとの見方も強まっています。CryptoQuantのCEOは、BTCが下落基調にあり、明確な底打ちはまだ確認できないと分析しています。

「サイラー砲」のような象徴的な大量購入がない限り、過去のような70%級の暴落は考えにくいものの、しばらくは長期の横ばい相場に入る可能性がある、というのが現在の市場コンセンサスに近い状況です。

価格調整の裏で進むBTCの実用化、代理払いが下支えに

ビットコインの実需を下支えする動きも進んでいます。
店舗が暗号資産決済に対応していなくても、ユーザーがBTCを送ると、現地パートナーが法定通貨で店に支払う「代理払い」という仕組みが広がりつつあり、BTCの実用性は着実に高まっています。

500億ドルの潜在需要に対し供給は月13.5億ドル、BTC需給に注目

フロリダ州の年金資金300億ドルをはじめ、サウスダコタ州5億ドル、ミズーリ州85億ドルなど、合計で約500億ドル規模の潜在需要が意識されています。
これに対し、ビットコインの月間新規供給は約13.5億ドルにとどまっており、需給面では中長期的な逼迫が示唆されています。

セイラー氏が再びBTC買い増し示唆

ストラテジー社のマイケル・セイラー氏が再びビットコイン(BTC)購入を示唆しました。
「More Orange(もっとオレンジ=ビットコインを)」と投稿し、毎週恒例の買い増し発言が話題になっています。

まとめ

総じて、短期は調整と不安定さが続く一方で、実需と制度面の追い風は着実に積み上がっており、時間軸によって評価が大きく分かれる局面と言えそうです。

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