ビットコイン、6万7500ドル前後での攻防
ビットコインは朝にかけて急騰し、一時7万ドル台まで値を伸ばしています。
しかしその後は高値を維持できず、徐々に上値を切り下げる展開となっています。
特に日付が変わる前後には急落が発生し、6万6500ドル台まで大きく下押ししました。
その後は自律反発が入り、現在は6万7500ドル前後でのもみ合いとなっています。
全体としては高値圏からの調整局面であり、短期的には不安定な値動きが続いている状況です。

弱気論の本質 犯人探しよりも市場構造を見る
暗号資産市場では、弱気論と資金回帰が同時に進行しています。
AllianceDAO共同創設者は、ジェーンストリートや量子コンピューターなどを下落要因として挙げる風潮に対し「犯人探しはやめるべきだ」と主張しました。
BTCはキャッシュフローに裏付けられた資産ではなく、価格は投資家心理とテクニカル要因に大きく左右されると指摘しています。
今回の下落も構造的崩壊ではなく、需給とセンチメントの調整局面と見るのが自然でしょう。
ストラテジー社等、暗号資産関連株への関心高まる
ゴールドマン関連のデータでは、ストラテジー社やCoinbaseといった関連株への関心も高まっています。
機関マネーは直接保有だけでなく、間接的なエクスポージャーも拡大している段階です。
米国スポットETFに資金回帰 機関の押し目買いか
一方で、米国スポットETFには資金が急回帰しています。
BTC ETFには約5億ドル、ETH ETFには約1.5億ドルが流入しました。
直前まで5週連続で大幅流出が続いていたことを踏まえると、機関投資家が押し目を拾っている可能性が高いと考えられます。
弱気一辺倒であれば、これほど早い資金回帰は起きにくいはずです。
まとめ
総合すると、現在は全面的な弱気相場というより資金が回転する移行局面に近いと考えます。ただしレバレッジ拡大はボラティリティ上昇も意味します。過度な楽観に傾かず、ETFフローやETH/BTC比率を注視しながら冷静に戦略を組み立てることが重要です。