Steak ’n Shake ビットコイン決済導入で売上急増
米国の老舗ファストフードチェーンであるSteak ’n Shakeが、ビットコイン決済の導入をきっかけに売上を大きく伸ばしていると報じられています。
同社は2025年5月より全米店舗でビットコイン決済の受け入れを開始しました。
導入後の既存店売上高は四半期ベースで二桁成長を記録し、通年でも大幅な増加傾向を示しているとされています。
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企業戦略としてのビットコイン活用
今回の成長要因として注目されているのは、単なる決済手段の追加にとどまらない戦略性です。
同社は顧客から受け取ったビットコインの一部を企業準備金として保有する方針を打ち出し、長期的な資産価値の向上も視野に入れています。
また、従業員向けにビットコイン建てのインセンティブ制度を導入する計画も報じられており、社内外でのエンゲージメント強化にもつなげています。
決済コスト削減と話題性の相乗効果
さらに、ライトニングネットワークを活用することで決済手数料の削減効果も期待されています。
従来のクレジットカード決済と比較してコストを抑えられる可能性があり、利益率改善にも寄与していると考えられます。
加えて、暗号資産対応という話題性がSNSやメディアで拡散され、新規顧客の来店動機になっている点も見逃せません。
まとめ
今回の事例は、暗号資産が単なる投資対象ではなく、実需を伴う決済インフラとして機能し始めていることを示す象徴的なケースだといえます。
価格変動リスクという課題は残るものの、ブランド戦略や財務戦略と組み合わせることで、新たな競争優位を築ける可能性があります。
今後、他の外食チェーンや小売業が追随するのかどうか、Web3時代の企業経営モデルとして注目していきたいところです。