ビットコイン6万2000ドル台へ急落
ビットコインは上部の価格帯である約7万4000ドル付近から、直近では6万2000ドル台前半まで下落しており、10%以上の下落幅となっています。
この下落トレンドは断続的な売り圧力により継続しており、直近の安値圏で反発の兆しは限定的です。RSIも40未満と弱気を示唆しており、さらなる下落リスクに警戒が必要です。
市場は依然として不安定な状況です。

短期間による大口のBTC売却が暴落の引き金
2/5深夜に複数の大手取引所やファンドが約20分間で合計35億ドル相当のBTCを売却したことが明らかになり、短期的な価格急落の要因となりました。
・BINANCE: 2万278 BTC
・WINTERMUTE: 1万2327 BTC
・COINBASE: 1万6695 BTC
・FIDELITY: 1万0498 BTC
・BITSTAMP: 1万1880 BTC
マイニング収益が史上最低水準に
Luxor Technologyのデータによると、ビットコインのハッシュプライス(採掘効率)が過去最低の0.03ドル/THまで下落しました。
次回の難易度調整では13%以上の低下が予想され、マイナーの経営環境は一段と厳しさを増しています。
電力コストの上昇や天候による停止も打撃となっており、AI事業へ転換する企業も出てきています。
ETFから過去最大の資金流出
ETF市場でも動きがあり、BlackRockの現物BTC ETF「IBIT」からは過去最大規模の3億7300万ドルが流出しました。
米国全体でも5億4500万ドルが流出し、ETH ETFも約8000万ドルの資金を失いました。
一方、XRP ETFには480万ドルの流入があり、相対的に健闘しています。
年金ファンドも巻き込む損失拡大、セイラー氏の強気姿勢に注目
こうした中でも、ストラテジー社のマイケル・セイラー氏は55億ドル相当のBTC保有に対し61億ドルの含み損を抱えながら「HODL」を宣言しました。
しかし彼が率いるStrategy社への年金基金投資では、11ファンド中10ファンドが60%以上の損失を出すなど、影響が広がっています。
アンドリュー・テイト氏がBTCを200万ドル購入
しかし、アンドリュー・テイト氏が200万ドルのBTCを購入するなど、大口の再参入も見られています。
JPMorgan「長期的にゴールドよりBTCが魅力的」
JPMorganは「ビットコインは長期的に金より魅力的」との見解を示し、機関投資家の姿勢にも変化が見られます。
まとめ
短期的には不安定な相場が続く可能性がありますが、長期的視点で見ると現在の価格帯は再び注目される水準にあるかもしれません。
冷静に市場を見極める姿勢が問われる局面です。