TRUMPミームコインの運営主体であるFight Fight Fight LLCは13日、トークンの上位保有者を対象とした仮想通過・ビジネスカンファレンスと昼食会を2026年4月25日にフロリダ州パームビーチの会員制クラブ「マール・ア・ラーゴ」で開催すると発表しました。
トランプ大統領も個人としてゲスト参加する予定で、トークン保有量に応じて政治家へのアクセス機会が変化する仕組みとして、仮想通貨と政治の関係を巡る新たな事例として注目を集めています。
TRUMPトークン上位297名が参加対象、上位29名はVIP待遇
Fight Fight Fight LLCによると、参加資格は仮想通貨取引プラットフォームRobinhood上のリーダーボードで集計されるTRUMPトークン保有量の上位297名に限定されます。計測期間は2026年3月12日から4月10日までです。
このうち上位29名には、トランプ大統領および未公表の「スーパースター」ゲストとのVIPレセプション、特別トーク、VIP席が付与されます。
運営の公式Xアカウントは、このイベントを「世界で最もエクスクルーシブな暗号資産・ビジネスカンファレンス」と位置づけています。
政治アクセス巡り倫理懸念、運営側は免責事項を明記
トークン保有量に応じて政治家へのアクセス機会が変わる設計については、富裕層や外国勢力が大統領へのアクセスを事実上購入できる可能性があるとして、倫理面の懸念が指摘されています。
実際、2025年5月に開催された第1回ディナーイベントの際にも、民主党系議員や市民監視団体から同様の批判が出ていました。
こうした批判を踏まえ、運営側は免責事項としてトランプ大統領の出席はあくまで「個人」としてのゲスト参加であり、大統領の職務とは無関係であること、個別面談や贈答品の受け取りは行われないこと、イベントが特定の政治キャンペーンとは一切関係ないことを強調しています。
また、参加にはセキュリティのバックグラウンドチェックが必要で、外国政府関係者の参加は不可とされています。
イベント詳細と市場への影響に注目
未公表の「スーパースター」ゲストの詳細、イベントの具体的なプログラム、トランプ大統領本人からの直接コメントの有無が引き続き注目されます。
また、こうした保有インセンティブがTRUMPトークンの需要や流動性にどの程度影響するのかも、仮想通貨市場における新たなマーケティング手法として注目されます。
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