- 著名アナリスト、99%の確率で強気相場入りの予想
- 著名アナリストWilly Woo氏が、ビットコイン相場は「99%」の確率で強気相場に入ったと予想。すべての時間足における200日移動移均線の突破をその理由とした。また、100%の確信へ変える条件についても言及した。
著名アナリスト、99%の確率で強気相場入りの予想
著名アナリストWilly Woo氏(以下、Woo氏)は、ビットコイン相場は99%の確率で強気相場に入ったと主張した。強固なサポートラインを形成しつつ、どの時間足においても200日移動平均線を抜けていることがその根拠であるとしている。
In BTC's 10yr trade history, crossing above the 200 day moving average (blue line) for any sizeable time (say 8wks+) has signaled bull season. Even a super conservative trend line support puts us above the 200DMA.
— Willy Woo (@woonomic) May 14, 2019
Bull season is now 99%. pic.twitter.com/g433INi4pA
またWoo氏は、ビットコイン相場に関する他の著名アナリストの見解をまとめたものを先月22日にツイートしている。以下の通り、Krakenの創業者や、仮想通貨投資銀行Galaxy Digitalのノボグラッツ氏など業界の多くの有識者が、ビットコインがすでに底値をついていることを高い確率で予想していた。
I surveyed notable influencers, analysts and traders for their probability that the bottom is in for this bear market. Here are the results:
— Willy Woo (@woonomic) April 22, 2019
95% @woonomic (Adaptive Capital / On-chain Analyst)
90% @jespow (Kraken founder)
90% @arjunblj (Analyst)
85% @novogratz (Galaxy Digital)
なお、4月23日には、2015年以来「3年6ヶ月」ぶりに50日平均線と200日平均線のゴールデンクロスが確認されている。アナリストらの強気な予想に加えて、テクニカル的にも相場の上昇を示唆する材料が揃う格好となった。
Woo氏は、「99%」とする確率を、100%の確信にするには、ビットコインのオンチェーン・トランザクション数の増加を確認する必要があると指摘。オンチェーン・トランザクション数はビットコインの実需を反映するものであり、投資家の長期的な関心を示すものであり、その増加を期待しているとした。
トレンド指標の転換について
長期的なレジサポラインとして機能してきた200日平均線を2017年以来始めて上抜けした。
200日平均線を突破
移動平均線の短期〜長期全てが上昇に転換
2月より20日平均線と75日平均線のゴールデンクロスで上昇トレンド入りしたビットコインは、これら2つの移動平均線と200日平均線とのゴールデンクロスも確認。短期から長期にかけて強い上昇トレンドを示唆した。
下落ファンダでも下落しないビットコイン相場
テザーのUSDT裏付け問題が再燃したことや、中国政府によるマイニング禁止の可能性、またバイナンスのハッキングなど、これまでの相場では大きく売りを誘うファンダメンタルズ要因が発表されたなかでも、売りに傾かずに堅調な推移を継続したことで底堅さを示した共に、強い上昇トレンドを示した。