カード決済に必要な端末機、カードリーダーのおすすめは?スマホやタブレットで簡単導入

店舗でカード決済を導入するという場合には、端末機やカードリーダーが必要になります。
ですが、どういった端末機やカードリーダーを選べばいいか分からない方も多いことでしょう。
そこで今回は、スマートフォンやタブレット端末にて簡単に導入できるおすすめサービスの特徴やメリットをご紹介します。

カード決済を店舗に導入する方法や費用、手数料は?
おすすめ決済代行サービスやエラーコードの読み方も解説

スマホやタブレットでカード決済をする方法とは?

スマートフォンやタブレット端末を使用して、カード決済をするにはどのようにすればよいのでしょうか?
それぞれのサービスによっても異なりますが、基本的には無料アプリをダウンロードしてカードリーダーを使用するというのが一般的です。
簡単に導入することができるので広く普及しています。

人気の決済代行会社・カードリーダーは?

カードリーダーには、いくつかありますがその中でも人気のクレジットカードリーダーにはどのようなものがあるのでしょうか?それぞれの特徴やメリット、料金などについて解説します。

Coiney(コイニー)

Coiney(コイニー)は、店舗はもちろんオンライン決済にも対応しています。クレジットカード決済、電子マネー決済、WeChatPay決済に対応。
クレジットカード対面決済サービスの名称は「Coineyターミナル」というもので、これは無料アプリと専用のクレジットカード読み取り機器を使用することで決済を行なうというものです。
アプリをスマートフォンやタブレット端末にて起動し、専用の読み取り機器と接続してクレジットカード決済を行います。
専用の読み取り機器は通常価格19,800円ですが、2020年5月末まで無償提供のキャンペーン中。申し込みをして審査に通過すると決済端末を無料で送ってもらえます。
インターネット通信環境があれば日本国内のどこでも対応しているのが魅力です。飲食店や医療、サービスなど色々な分野で導入されています。

対応ブランド Coineyターミナル(対面決済サービス)の場合、Visa、Mastercard、SAISON CARD。CoineyターミナルのVisaとMasterにおいて、Coineyでは2回払い&リボ払いも利用可能。
対象業者に限り二次審査通過後、JCB、American Express、Diners Club、Discoverも利用可能。
Coineyペイジ(オンライン決済サービス)の場合、Visa、Mastercard
決済手数料 3.24%~3.74%
月額料金 月額固定費はなし
導入にかかる日数(目安) 導入には審査があり、審査によってかかる日数が異なる。
①クレジットカード取扱い一次審査は申込み後、最短2営業日にて通知。
②WeChatPayの取扱い審査は、クレジットカード取扱い一次審査通過後に申込み後、最短3営業日。
③クレジットカード取扱い二次審査は、クレジットカード取扱い一次審査通過後、最短3営業日で通知。
④電子マネー取扱い審査は、クレジットカード取扱い一次審査通過後、7~10営業日にて結果を通知。

Square(スクエア)

Square(スクエア)は、登録料、月額利用料、振込手数料、解約料などがなくとても使いやすいのが特徴です。
また、登録が完了するまでがとてもスピーディーで、最短で申込み当日から決済をスタートさせることが可能。
さらに、経営者にとって嬉しいのが、みずほ銀行や三井住友銀行の口座であれば、決済の翌営業日に売上が入金されます。売上金を素早く回収することができるのが大きなメリットです。
スマホやタブレット端末があれば後は、アプリをダウンロードして無料アカウントを作成し、専用のカードリーダーであるSquare Readerを接続すればカード決済をすることができます。
一般の店舗での利用はもちろん、イベントなどでも利用できます。

対応ブランド VISA、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover
決済手数料 3.25%~3.95%
月額料金 月額固定費はなし
導入にかかる日数(目安) 最短で、申込み当日からカード決済可能。審査に通過することが条件。

 

Airペイ(エアペイ)

Airペイ(エアペイ)は、iPadもしくはiPhoneにカードリーダー1台を組み合せることで、カード決済を行なうことができるサービスです。
月額固定費や振込手数料がかからず、決済手数料も業界最安水準であるのが特徴です。
1台のカードリーダーで、クレジットカード決済、さらに交通系電子マネー、iDやQUICPayにも対応しています。
iPadやiPhoneを準備して、専用のカードリーダーと連携するだけなのでとても簡単です。余計な機器などは必要ないので、レジの周りもすっきりとして好印象。
飲食店や美容業界、宿泊施設など様々な業界で導入されている決済システムです。外国人などが多く訪れる店舗などでも導入されています。

対応ブランド VISA、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover
iD、QUICPay、Suica、TOICA、Kitaca、manaca、PASMO、はやかけん、ICOCA、SUGOCA、nimoca
決済手数料 3.24%~3.74%
月額料金 月額固定費はなし
導入にかかる日数(目安) 申込みから2週間程度

 

スマレジペイメント

スマレジペイメントとは、スマレジとゼウス社によるクレジットカード決済サービスのことです。専用のアプリに決済処理が組み込まれているので、アプリを使って処理を行うことができます。
サポート体制が充実していて、24時間365日店舗サポート窓口があります。
さらに、このスマレジペイメントの大きな特徴として、分割やリボ払いに対応しているという点です。
モバイル決済端末の多くは対応していないという場合がほとんどのため、高額商品の購入時などお客さんの都合に合わせて対応することができるのが大きな魅力となっています。
販売機会を広げられる可能性が高く、小売、アパレル業界、飲食店やサービス業、さらにショッピングモールやイベントなどでも利用されています。

対応ブランド VISA、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover
決済手数料 3.24%
月額料金 月額固定費なし、プランによっては有料となる
導入にかかる日数(目安) 約1~2週間

 

Anywhere

Anywhereは、スマートフォンやタブレット端末を使用して、クレジットカード決済はもちろん他の決済サービスにも対応しているというのが大きな特徴です。
セキュリティがしっかりとしていて、ICカード対応、カード情報は暗号化されるため情報がスマホやタブレットに残らないようになっています。
通常のクレジットカード決済はもちろんですが、中国からの観光客が多い所で活躍するのが、UnionPayです。
これは中国の決済ブランドで、中国からの観光客による売上アップを狙うことができます。そのほか、Jデビット、クレジット継続課金、ハウスプリペイド、Pay-easy口座振替受付にも対応しています。
野外イベントもしくは、営業先などでモバイル決済を利用したい人などにおすすめです。

対応ブランド 契約プランにより異なる。
好きなカード会社と契約することができ、UnionPayにも対応。
決済手数料 プランにより異なる。
直接契約プランの場合、それぞれのカード会社との契約による。
一括契約スタンダードプランの場合3.48%。一括契約プロフェッショナルプランの場合3.2%
月額料金 契約するプランにより異なる。
直接契約プラン:システム利用料が月1,000円
プロフェッショナルプラン:システム利用料が月2,000円
導入にかかる日数(目安) 不明

カード決済を気軽に導入できる端末を手に入れよう!

店舗にカード決済を導入したいが「難しそう」「複雑なシステムで大変なのかな」と不安を感じている方も多いでしょう。
しかし、スマートフォンやタブレット端末を使うことで簡単に導入することが可能です。
カード決済を導入することで売上アップを期待することもできるので、今回紹介したサービスを参考にぜひ検討してみてください。

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