オンライン完結の請求書買取「クラウドファクタリング」のOLTA、25億円を資金調達

ファクタリング(請求書買取)サービス「クラウドファクタリング」を提供するOLTAが25億円の資金調達を実施したことが発表されました。

これまでになかった「はやい・かんたん・リーズナブル」な金融体験を提供

「ファクタリング」とは、企業が保有する請求書をファクタリング会社へ売却することで現金を得られる資金調達の手法です。中小企業の資金繰りをサポートする「クラウドファクタリング」は開始から約1年半で申込総額100億円を突破しています。

同サービスでは、OLTA独自の審査システムで買取価格を算定し、最短24時間以内に銀行口座に買取金額が入金される仕組みとなっています。利用手続きはすべてオンラインで完結。業界最安水準となる2~9%の手数料でサービスが利用できます。

OLTAは今回、SBIインベストメント、ジャフコ、新生銀行、BEENEXTを引受先とした第三者割当増資により18億円、さらに三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行をはじめとする複数の金融機関との融資契約と合わせて合計25億円の資金調達を実施したことが発表されました。なお、資金調達額は2017年4月の創業から2年間で累計30億円とのことです。

OLTAの代表取締役CEOである澤岻優紀氏は「目に見えない金融サービスだからこそ、お客様からの信頼を積み重ねていくことが非常に重要と考えています。その観点からも今回の資金調達によって、日本を代表するエンジェル投資家やベンチャーキャピタル、金融機関の皆様の強力なサポートを得られたことは、クラウドファクタリング市場の発展、延いては金融業界のアップデート、日本経済全体の活性化に向けて非常に重要な意味を持つと確信しております」と述べています。

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