値動きのない暗号通貨相場で投資家が将来に備えて行うべき5つのこと

ビットコイン(BTC)や主要なトークンに値動きがなくなっています。また、取引ボリュームは少なくなっており、投機家やトレーダーにとっては退屈な相場が続いてる状態であると言えます。

しかしながら、こういった場面をどのように過ごすかは将来の投資成績に大きく影響するだろういということが筆者の意見です。動かない相場でチャートの前で時間を過ごすことは、非常にもったないです。値動きのない相場で懸命な投資家が将来に備えて行うべきことを5つに整理してまとめました。

新しいものを試すことの重要性

新しいトークンを調べる

相場が動かない時期についてすべきことは、まず新しいトークンを調べるでしょう。新規プロジェクトではコスモス(COSMOS)やポルカドット(Polkadot)などが注目されており、これからメインネットローンチをする大型のパブリックブロックチェーンも存在します。それらは新しい技術を用いられている点が多くあり、どのような優位性があり、投資価値があるのか考えることは将来の投資で役に立つでしょう。

新しい取引所に登録する

新しい取引所に登録をすることも選択肢の1つとなるでしょう。特に最近では、これまで存在しなかったオプション取引所や先物取引所が増えています。このような新しい取引所で提供される商品からは、先物などを利用してこれまで不可能だった投資戦略を実現できる可能性もあります。

比較的最近にローンチした取引所ではFTXやCoinFLEXがユニークな商品を多く取り扱っています。空いた時間でさまざまな取引所を試すことは将来的になにかしらの形で利益を生む可能性があるでしょう。

新しいプロダクトを試す

新しいプロダクトを試すということも重要です。現在であれば例えばDeFi(分散型金融)のアプリケーションや、ライトニングネットワーク(Lightning Network)関連のアプリケーションが数多くローンチされています。このような新しいアプリケーションを試すことは重要です。

メイカーダオ(MakerDAO)やゼロエックス(0x)といったイーサリアム(Ethereum)上の有望なアセットも試してみなければ、投資判断の解像度は上がらないでしょう。その点で熱心な投資家ならば、色々な種類のアプリケーションを試してみるべきです。

仮想通貨に直接関わらないことも大切に

幅広い範囲の勉強をする

また、暗号通貨やブロックチェーンに限らず幅広い範囲での勉強の時間を確保するにも退屈な相場は良い機会です。マーケットや投資のことに限らず、規制や歴史、社会学などさまざまな分野の知識が投資に活きることも大いにありえます。

これから訪れるイベントを整理する

これから訪れるイベントを整理してみても良いでしょう。XXコインのメインネットや、大型アップデートやハードフォーク情報などです。結果的にその他大勢のトレーダーがそれらを織り込む前に動ける可能性があります。

退屈な仮想通貨相場では学習が最適

まとめると退屈な相場では、学習にあてることが最適であるということが筆者の意見です。
この間に溜めた知識が投資で役にたち、将来の投資パフォーマンスに影響をあたえることは筆者の実体験でも何度もあります。

筆者は「d10n Lab」というリサーチプロバイダを運営しています。国内でも有数の暗号通貨・ブロックチェーンの分析、密度の濃い解説で情報発信をしており、勉強の場としては最適な場所となっています。ぜひ利用を検討してみてください。

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