仮想通貨銀行SEBA、シンガポール、香港含む9ヶ国に進出

仮想通貨銀行として立ち上がったスイスのSEBAが、新たに9つの国にサービスを拡大する。

新規にサービスを提供するのは、シンガポール、香港、イタリア、ドイツ、イギリス、フランス、オーストリア、ポルトガル、オランダ。対象の国では口座とサービスの提供を行う。

SEBAはスイスを拠点として銀行業・証券業のライセンスを取得することで、仮想通貨と法定通貨の交換サービスの架け橋となることを目指しているサービスで、仮想通貨と法定通貨の交換を銀行サービスの一部として提供している。

銀行業のライセンスを自体は、2019年の8月に取得を行なっている。

昨年8月には、SEBAの競合であるSygnumがスイスの銀行業免許を取得し、同年9月にサービスを開始、さらに今年10月には、シンガポールで証券先物法に基づく資本市場サービス免許を取得している。

CoinPostの関連記事

スイスで「仮想通貨銀行」が誕生 機関投資家含む顧客へ口座受付を開始
銀行ライセンスを取得したSEBAが仮想通貨銀行のサービスを開始。カードや伝統的な金融サービスも提供しており、それらが仮想通貨取引普及の糸口になると期待される。
スイスの仮想通貨銀行、仮想通貨インデックス商品を機関投資家に提供へ
仮想通貨銀行であるSEBAが、暗号資産による新しいインデックス商品「SEBAX」の発売を発表。5銘柄以上の構成要素からなり、安全性に重きを置いている。
おすすめの記事