仮想通貨取引所Gemini、Filecoinの上場を計画
ニューヨーク拠点の仮想通貨取引所Geminiは、Filecoin(FIL)のカストディ(保管・管理)サービスをメインネットローンチ後に対応する予定を明らかにした。ニューヨーク州金融サービス局と調整が出来次第、Filecoinの取引サービスにも対応するという。
2月25日に公開したブログ上で、Filecoinのカストディや取引サービスを開始する計画を発表した。
Filecoinはブロックチェーンを用いたP2Pストレージサービス。いわゆる余剰ストレージを取引できる分散型ファイルシステムを構築するプロジェクトだ。
2017年において最大のICOの一つで、その注目度も高い。SAFTの販売形式として適格投資家に販売されており、総額2.6億ドルの販売実績がある。
資金調達から2年、テストネットの正式ローンチを行なっており、メインネットのリリースは2020年第3四半期に始動を予定する。(延期の可能性もあり)
Geminiは通貨の新規上場に対して保守的なアプローチをとる取引所で知られている。同取引所が取り扱う銘柄を見ても、その方針は明らかだ。「上場銘柄:ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、ジーキャッシュ(ZEC)」