国内大手暗号資産(仮想通貨)取引所のSBI VCトレードは18日、米ドル連動型のステーブルコイン「USDC」を対象としたレンディングサービスを3月19日より開始すると発表しました。
金融庁・財務局に登録された暗号資産交換業者による、ステーブルコインを活用したレンディングサービスの提供は国内で初めての事例です。
SBI VCトレードは、サービスの開始を記念して、12週間満期の当初募集において年率10%という高い利回りを提供します。海外の主要プラットフォームにおけるUSDCレンディングの年率が概ね3.5〜7.5%程度で推移していることを考慮すると、今回の設定は相対的に高い水準に設定されています。
通常時においても、12週間満期で年率5%程度を予定しており、米ドル建て資産の運用手段として、新たな選択肢となりそうです。
USDCレンディングは、ユーザーが保有するUSDCをSBI VCトレードに一定期間貸し出すことで賃借料を受け取る仕組みです。1回の募集における1口座あたりの申込上限は5000 USDC(約79万円)に設定されており、少額からでも米ドル建資産の運用を始めることができます。
SBIとCircleの連携で進むUSDC戦略
今回のサービス提供の背景には、SBIグループとUSDCの発行元である米Circle(サークル)社との強固な連携があります。
SBIホールディングスは2025年3月、Circle社と日本市場でのUSDC普及を目的とした合弁会社設立に向けた契約を締結しました。これに続き、SBI VCトレードは同年3月26日からUSDCの売買サービスを開始しており、今回のレンディングサービスは、その戦略的展開の次なるステップとして位置づけられます。
USDCは、信頼性の高い金融機関に保管された米ドルおよび米ドル建て資産を裏付けとするステーブルコインであり、その透明性の高さから国内外で急速に存在感を高めています。
みずほ証券のレポートによると、USDCの2026年累計調整済み取引量は約2.2兆ドルに達し、競合であるテザー(USDT)の約1.3兆ドルを上回りました。時価総額も約790億ドルへと前年比72%増で急拡大しています。
ステーブルコインUSDC、取引量でUSDTを逆転|2026年累計2.2兆ドル・シェア64%
国内唯一のUSDC取扱業者であるSBI VCトレードが、高利回りのレンディングサービスを開始することは、日本国内におけるステーブルコインの普及と実利用をさらに加速させる可能性があります。
円建て資産と組み合わせた分散投資の手段として、今後のサービスの展開が注目されます。
参考元:SBIグループ公式プレスリリース
画像:shutterstock
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