仮想通貨は大幅下落で調整相場に
仮想通貨相場は6日、大きく価格を落とす展開となった。
イーサリアムは年内最安値11,238円を記録するなど波乱の展開となっている。
今日のファンダ情報としては、世界有数の取引量を誇る仮想通貨取引所Houbiがアメリカでの取引サービスを開始することを告知したなど、ポジティブな情報が流れた。
Huobiグループが米国市場の開拓のために立ち上げた新興市場Huobi USは6日にUSドル建てでの仮想通貨取引を開始したことを発表した。今回の新サービスによって、Huobiネットワークに米国資本が流入する期待も膨らむ。
では、それぞれの仮想通貨の動きを見ていこう。
ビットコイン(BTC)
6日19時現在のビットコイン(BTC)価格は368,800円となっている。前日同時刻の価格と比べて-1.9%の下落となっている。
下落のシナリオとしては、紫ライン・黄緑ライン(36.5万円)を割り込めば、昨年安値の35.5万円まで下落する可能性もでてくる。
場合によっては昨年の安値も更新する可能性がある。
上昇のシナリオとしては、黄緑ライン(36.5万円)で反発した後、37万円(水色ライン)・38万円(赤ライン)まで上昇する見込みがある。
イーサリアム(ETH)
2月6日18時現在のイーサリアムの価格は11,433円、前日同時刻と比べて-3.9%の価格下落となっている。
上昇のシナリオとしては、ピンクラインの12,512円を目指すことになるだろう。
一方、下落のシナリオとしては、昨年12月18日に記録したオレンジラインの10,976円を意識した変動になりそうだ。
イーサリアム(ETH)の2月5日17時の価格は11,920.64円。前日同時刻比+0.03%の上昇となった。
リップル(XRP)
2月6日18時現在、仮想通貨リップル(XRP)の価格は0.293ドル(32.12円)。前日同時刻比で、-2.3%の大幅下落となっている。
下落のシナリオとしては、このまま下落が続き9月から続く赤ラインのサポートライン・直近安値のオレンジライン(0.285ドル:31.1円)まで下落して行くであろう。
上昇のシナリオとしては、ここで反発し青ライン(0.3ドル:32.87円)をブレイク出来れば、黄緑ライン(0.318ドル:34.9円)・水色ライン(0.325ドル:35.4円)と順に上昇していく可能性が高い。
2月6日18時現在、仮想通貨リップル(XRP)の価格は0.293ドル(32.12円)。前日同時刻比で、-2.3%の大幅下落となっている。