スペインの規制当局は、「AlyCoin」と呼ばれるイーサリアム基盤のトークンに対して、未登録のICOであるとして一般市民に警告を発した。

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リークによると最大手投資銀行の一つモルガン・スタンレーは、富裕層クライアントへビットコイン投資を行うことができるビットコインファンドへのアクセスを提供するという。JPモルガンの関節的な仮想通貨への投資を行うバスケット取引に対し、モルガン・スタンレーは米投資銀行として初となる富裕層へのビットコインへの投資を提供することになる。

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富裕層へのビットコイン投資

モルガン・スタンレーの財務顧問に通達された内部文章によると、Galaxy Digitalの2つの仮想通貨ファンドとNYDIGとFSインベストメントのビットコイン会社を介して、最低でも約2.2億円以上を保有する個人投資家か、5.5億円を保有する投資会社という適格投資家がビットコイン投資を行うこことができるという。

モルガン・スタンレーの富裕層向けの投資管理サポート”ウェルスマネジメント(Wealth management)”では、4兆ドルを超える管理資産を持つ。リークした人物によると、この決定はクライアントによる需要の高まりによるものであり、ビットコインのここ数年での大幅な高騰はウォール街がビットコインを”資産クラス”として認め始めているサインだという。

モルガン・スタンレーは非常にボラティリティの高いビットコインへの投資は、リスク許容度の高い富裕層のみが現状では適格と考えているようだ。

投資会社のビットコイン投資制限

投資会社には富裕層の個人投資家達より厳しい5.5億円以上を口座に保有している必要があり、最低でも6ヶ月以上アカウント開設から経過している必要があるという。またこのような適格投資家であっても、ビットコインの購入は純資産の2.5%までと制限する。

仮想通貨ファンドのうち、GalaxyビットコインファンドLPとFS NYDIGセレクトファンドは最低投資が250万円となっており、機関投資家向けのGalaxy InstitutionalビットコインファンドLPは5.5億円以上の最低投資が必要となる。

リークによると、早ければ来月には財務顧問達がトレーニングコースを受けた後、クライアント達はビットコインへの投資が可能になるという。仮想通貨ファンド最大手のGrayscaleはビットコインETFの上場を画策しており、さらにこれらの最大手投資銀行が仮想通貨業界に参戦しはじめていることから、2021年も機関投資家や大口投資家の動向を注視しておく必要があるだろう。

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参考:Morgan Stanley becomes the first big U.S. bank to offer its wealthy clients access to bitcoin funds

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