株式会社メタプラネットの株価は3月4日、前日比-4.80%の317円まで下落し、調整色を強めています。ビットコイン価格の軟調な推移が重しとなる一方、同社は3月3日にガバナンス体制の大きな変更を発表しており、市場の注目が集まっています。
メタプラネット、株価320円台で推移|BTC弱含みで売り圧力
本記事では、足元の株価動向とテクニカル指標、そして新たな経営体制がもたらす影響を整理します。
メタプラネット株、3月4日は売り優勢 一時334円後に307円まで下落

メタプラネット(3350)/円 日足チャート
メタプラネットの株価は、3月3日に前日比+11円(+3.42%)の333円で取引を終えましたが、翌4日には一転して売りが優勢となりました。
日中は一時334円まで値を戻す場面も見られましたが、引けにかけて下落し、安値307円を記録しました。
テクニカル分析の観点では、3月4日時点のinvesting.comの指標によると、日足ベースのサマリーは「強い売り」を示唆しています。
RSI(14)は46.224で「中立」圏内にありますが、MACD(12,26)は-0.3と売りシグナルが点灯。
また、株価は200日移動平均線(376.4円)を大きく下回って推移しており、長期的なトレンドは下向きです。
当面の下値支持線としては307円の安値が、上値抵抗線としては前日高値圏の334円近辺が意識される可能性があります。
メタプラネット、指名委員会等設置会社へ移行方針 3月株主総会で承認へ
今後の注目材料として、同社が3月3日に発表した経営体制の変更が挙げられます。2026年3月25日開催予定の株主総会での承認を前提に、現在の監査役会設置会社から「指名委員会等設置会社」へと移行する方針です。
メタプラネット、指名委員会等設置会社へ移行発表|監督と執行を分離しガバナンス強化へ
取締役会の監督機能と業務執行の分離を図り、新たに指名・報酬・監査の3委員会を設置します。
新体制では取締役10名が選任される一方、現取締役9名と監査役3名は任期満了で退任しますが、代表取締役社長のサイモン・ゲロヴィッチ氏は代表執行役として引き続き経営の指揮を執る予定です。
一連のガバナンス強化は、ビットコイン価格の動向と合わせて、同社の戦略的な動きが今後の株価を占う上で重要な要素となりそうです。