レンタルスペース予約サービス「スペースマーケット」が、損保ジャパンと共同で開発した「スペースシェア専用保険」の提供を4月より開始しました。
スペースシェア利用時の損害を補償
「スペースシェア専用保険」はホスト・ゲスト・シェアリングエコノミーサービス事業者が対象で、スペースシェアの利用時または利用後に判明した財物損壊や身体障害による損害、トラブルを解決するための費用を補償。
第三者に対する法律上の賠償責任も対象となっています。
また、本保険では今夏より、LINEで事故連絡から保険金請求まで完結できるようになる予定です。
なお、シェアリングエコノミーサービスで損害を被ったユーザーが、LINEで事故連絡から保険金請求までの一連の手続きを完結できる保険は業界初となります。
シェアリングエコノミー協会が2019年に発表した調査によると、2018年度のシェアリングエコノミー市場規模は推計1兆8,874億円で、2030年には6倍となる11兆1,275億円に到達すると予測されています。
また、総務省が2018年に発表した「ICTによるインクルージョンの実現に関する調査研究報告書」では、シェアリングエコノミーサービスを信頼して利用するための条件として、6割以上が「トラブルが発生した場合に備えたサービス事業者による保証や介入の仕組みがあること」を重視することが明らかになっています。