ビットコイン(BTC)は上昇トレンドを形成中
今週の予想レンジ・トレンド
- レンジ:41.1万円~50万円
- トレンド:上昇
先週の予想レンジ:36.5万円~44万円
先週の値動き結果:42.2万円~44.4万円
先週の値動きは非常に小さく、値動きの結果もほぼ先週の見通しで発表したレンジ内で収まっている。
ビットコインをめぐる大きなニュースとしては、金融庁が仮想通貨の呼称を「暗号通貨」に正式に変更するなどの新規制を発表したことだ。
あまり良いニュースとはとらえにくいものであるが、法整備が進むことによって人々の参入障壁がなくなれば、さらなる普及も考えられる。
決してマイナスのことばかりではないであおる。
15日、金融庁は「資金決済に関する法律等の一部改正法律案」と称した報告書を発表。仮想通貨をはじめとした新技術の台頭による金融取引の変化に対して、具体的な対応策を明示した
ここからはテクニカル分析を用いて、今週のビットコイン相場を振り返り、今後の展望を予想する。
先週の値動き
17日20時現在のビットコイン価格は441,825円。先週同時刻と比べて+2.2%の価格上昇となっている。
ビットコインの値動きは大きくなかったが、素直な上昇トレンド内での値動きとなっていた。
赤いの短期上昇チャネル(④)を変動しつつ、紫の三角持ち合いを形成しながらビットコインは価格を推移させていた。
14日にはその三角持ち合いの決着がつきそうであったが、三角持ち合いを上→下にブレイクするという、ビットコイン特有の値動きで相場を騒然とさせた。
下落からは大きく反発する展開となり、その後は徐々に価格を上げて重要ラインである44万円一時的にブレイクした。
現在はその上昇からの反発相場となっている。
今週の値動き予想
上昇チャネルを上にブレイクしたことからも、今後は上昇の可能性が高いと考えている。
上昇のシナリオとしては、まずはオレンジライン(⑤44万円)を再度ブレイクできるかに注目である。
オレンジラインをブレイクすることができれば、次は紫の長期レジスタンスライン・水色ライン(⑥46万円)を目指して上昇していくであろう。
先週の見通しにも書いたように、そのラインを抜け50万円を突破することができれば、トレンド転換とみなしてほぼ間違いないであろう。
下落のシナリオとしては、三角持ち合いのサポートであった紫ラインを割るかどうかに注目だ。
ここを割る下落となれば、上昇トレンドは終了したと考えられ、青ライン(③41.1万円)まで下落することが予想される。
上昇トレンドを予想していることから、これ以上の下落は予想していないがもしここを割るようであれば黄色ライン(②39万円)までは下落するであろう。
さらに注意すべき点として、
「空売りのダイヤグラム」の構造を未だにたどっていることから、今後は大暴落が起こる可能性も否定できない。
現在ビットコインは「かなり危険な状態」にあるといえる。空売りのダイヤグラムと言われる大暴落の典型の形を形成しながら値動きをしている。ここからの展望を徹底検証する。
ここに記載された見解は著者のものであり、必ずしもコインオタクの見解を反映するものではありません。すべての投資にはリスクが伴うため、意思決定の際には独自に調査を実施する必要があります。