2月20日(金)22:30に、米国の第4四半期実質GDP速報値と12月コアPCE価格指数が同時発表されます。

時刻未定ながら、連邦最高裁による関税合憲性判決も同日中に控えています。

いずれも金利・ドルの反応を通じて、ビットコインを含むリスク資産に影響を与えやすい材料として注目されています。

GDP・コアPCE・最高裁判決の前回値と予想

日付 重要度 時刻(日本時間) イベント 前回 予想
2/20(金) ★★★ 22:30 第4四半期 実質GDP速報値 +4.4% +2.1%
コアPCE価格指数(前年比) +2.8% +3.0%
コアPCE価格指数(前月比) +0.2% +0.3%
2/20(金) ★★★ 未定 連邦最高裁 関税合憲性判決

GDPとコアPCEは日本時間22:30に同時発表です。

最高裁の判決は時刻が未定のため、指標通過後に相場の反応が変わる展開も想定されます。

本日のイベントについて

GDP・コアPCEに加えて最高裁判決まで同日に控える構成となっています。

指標で方向感が出た後に判決が入る可能性もあるため、値動きが一度で終わらない展開に注意が必要です。

第4四半期 実質GDP速報値

GDPは米国経済全体の成長率を示す指標です。前回の第3四半期は+4.4%でしたが、今回は+2.1%への大幅な減速が見込まれています。

・予想を上回った場合
「経済が強い=インフレが長引く」と読まれやすく、FRBの利下げ観測が後退します。金利上昇・ドル高を通じて、ビットコインには下押し圧力がかかりやすくなります。

・予想を下回った場合
景気後退への警戒からリスクオフが先行しやすくなります。
一方でFRBへの早期緩和圧力が高まるとの観測から、中長期的にはビットコインへの資金流入期待が生まれやすくなります。

12月 コアPCE価格指数

コアPCEは食品・エネルギーを除いた物価指数で、FRBが金融政策の判断においてもっとも重視する指標です。
前回11月の+2.8%から+3.0%への再加速が予想されており、FRBの目標値2.0%からさらに遠ざかる可能性があります。

・予想を上回った場合
利下げ期待が剥落し、金利上昇・ドル高が進みやすくなります。ビットコインには強めの下押し圧力がかかる展開が想定されます。

・予想を下回った場合
インフレ鈍化が確認され、FRBへの圧力が和らいだと受け止められます。ドル安・金利低下が進めば、ビットコインは買い戻しが入りやすい環境になります。

最高裁関税合憲性の判決

トランプ政権が国際緊急経済権限法を根拠に課してきた関税の合憲性を判断する判決です。

発表時刻が未定のため、指標通過後に市場の反応が変わる可能性があります。

・関税が「違法」とされた場合
徴収済み関税の還付が命じられる可能性があり、大規模な流動性の解放として受け止められやすくなります。
インフレ圧力の緩和と合わせて、ビットコインには強気の材料となります。

・関税が「合憲」とされた場合
コストプッシュインフレの長期化観測が広がり、FRBの高金利政策が続くとの見方を通じてビットコインには下押し圧力が生じやすくなります。

GDP・コアPCE・最高裁判決、ビットコインに影響する背景

現物ETFの承認以降、ビットコインは米国の金利やドルの動向との連動性を高めています。

発表を受けて米国債利回りやドルが動く局面が意識されやすく、ビットコインもその流れで値動きが大きくなる場面があります。

本日は重要材料が複数重なる上、最高裁の判決は時刻が未定のため、一日を通じて相場が動きやすい環境です。
発表前後のポジション管理には注意が必要です。

参考元:investing
画像:shutterstock

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