Yahoo!(ヤフー)カードでキャッシングする方法は?提携ATMや注意点とは

急にまとまった金額で現金が必要になることがあります。その際に便利なのがクレジットカードに付いている『キャッシング機能』です。
カード会社によってキャッシング機能に違いはありますが、Yahoo!カードのキャッシング機能はどのようなものなのか解説します。キャッシングを使うための条件やショッピング枠との違いなども解説しているので、ぜひ参考にしてください。

Yahoo!(ヤフー)カードのキャッシングサービス、利用条件は?

ヤフーカードには、安心で便利に利用できる各種キャッシング機能を付けれることができます。その人の用途や目的に合わせてキャッシング方法を選択できるので、使いすぎなどを抑制することも可能です。キャッシングを利用するには審査に通る必要がありますが、審査さえ通れば枠内上限まで何度でも利用できます。詳しくは後述しますが、ショッピング枠とキャッシング枠が混同しないように注意してください。

ヤフーカードのキャッシングサービス詳細

ご利用可能枠 カード会社が審査して決定
利用可能金額に関しては、カード会社が審査して決定します。そのため、人によって金額が異なるので注意してください。希望金額にならないこともあります。
ご融資利率(実質年率) 18.0%
※新たに貸付をしようとする金額とその新たな貸付時点でのワイジェイカード株式会社の他の貸付契約の残高の合計が1,000,000円以上のときは、新たな貸付契約の利率は15.0%となります。
遅延損害金(実質年率) 20.0%
返済方式 ・1回払い:利用月の翌月に利用額を一括で支払う方法です。
・リボルビング払い(残高スライド方式):締切日の融資残高に応じて支払金額を決定する方法で、毎月金利が発生します。
ご返済期間 ・1回払い:60日以内
・リボルビング払い:原則5年以内、60回以内
*ただし、利用残高が300,000円以内の場合は原則3年以内、36回以内となります。
担保・保証人 不要

キャッシング枠とショッピング枠の違いは?

では、クレジットカードのショッピング枠とキャッシング枠の違いについて解説します。

ショッピング枠

ショッピング枠とは、商品を購入できる限度額のことを指します。お店に行ってクレジットカードで支払いをしているのを見たことがあると思いますが、ショッピング枠を利用して決済しているのです。最近ではネットでの買い物でもクレジットカードが使われることも多く、ショッピング枠での利用が多くなっています。

ショッピング枠が50万円と設定されている場合は、50万円までであれば商品の購入ができるということです。もし50万円で足りない場合は、審査が通れば限度額を増加させることもできます。あくまで商品の購入でしか利用できないため、お金を借りることはできません。

キャッシング枠

キャッシング枠とは、カードを利用してお金を借り入れできる限度額のことを指します。勘違いされている人も多いのですが、キャッシング枠とショッピング枠は別物というわけではありません。キャッシング枠はショッピング枠の中に含まれているのです。そのため『ショッピング枠50万円』、『キャッシング枠20万円』と表示されていても70万円を利用できるわけではありません。

この場合、ショッピング枠として利用できる金額の上限が50万円、キャッシング枠として利用できる金額の上限が20万円となります。そのため、キャッシングで10万円借り入れした場合は、ショッピングで使える金額は40万円となるのです。もしキャッシングで20万円借り入れしたらショッピングでは30万円分しか購入できません。

あくまでキャッシング枠の上限は20万円なので、20万円以上の借り入れをすることは不可能です。もし、キャッシングで20万円借り入れして5万返済したとします。すると、ショッピング枠は35万円、キャッシング枠は5万円になるのです。これをしっかりと理解しておきましょう。

キャッシング枠の返済は非常に大変なので、特に借り入れが必要ない人はショッピング枠だけの設定にしておきましょう。もしもの時のために借り入れを用意しておきたい人は、キャッシング枠の設定をおすすめします。

Yahoo!(ヤフー)カードのキャッシング枠を設定する方法

ヤフーカードを持っている場合は、スマホやPCなどからキャッシング枠の設定を申し込むことができます。

キャッシング枠の設定方法

ヤフーカードをすでに所持している方は、スマホやパソコンからキャッシング枠の申し込みができます。手順は以下の通りです。

  1. ヤフーカードのページにアクセス
  2. Yahoo!JapanIDとパスワードを入力してログイン
  3. カード会員サービスメニューをクリック
  4. ご利用可能枠の増枠をクリック
  5. 申し込み手続き
  6. 審査
  7. 審査が通ればキャッシング枠の設定・利用開始

審査結果はメールで送られてきます。見逃さないようにこまめにチェックしましょう。審査が通った時点でキャッシングが可能となるので、まずは確認してみてください。

Yahoo!(ヤフー)カードのキャッシングを利用する方法

ヤフーカードでキャッシングを利用するには、ATM・CDで引き出す方法と口座振替を依頼する方法の2種類があります。
一つずつ分かりやすく解説するので参考にしてみてください。

ATM・CDで引き出す方法

キャッシング方法として最もポピュラーなのが、ATM・CD(キャッシュディスペンサー)を利用して引き出す方法です。ATMやCDにカードを挿入して、登録した暗証番号を入力してください。借り入れを選択して、借り入れしたい金額を入力すれば実際に現金が出てくるので忘れずに保管しましょう。

セブンイレブンやローソンなどのコンビニにある提携ATMや、ゆうちょ銀行のATMなどでもキャッシングが可能となっています。コンビニの提携ATMであれば、ほぼ24時間対応しているので便利です。ただし、ATM・CDでキャッシングする場合は1万円以下の借り入れで108円(税込)、1万円以上であれば216円(税込)の手数料が発生します。

ヤフーカードのキャッシングが利用できるコンビニエンスストア

コンビニに置いている以下のATMでキャッシング機能が使えます。

  • セブン銀行ATM
  • ゆうちょ銀行
  • イオン銀行
  • コンビニATM E.net
  • ローソンATM
  • BankTime

ヤフーカードのキャッシングが利用できる銀行

キャッシング機能が使える銀行は以下の通りです。

  • 三菱UFJ銀行
  • りそな銀行
  • 埼玉りそな銀行
  • セブン銀行
  • 近畿大阪銀行
  • 広島銀行
  • 福岡銀行(リボルビング払いのみ)
  • 親和銀行
  • 西日本シティ銀行
  • 熊本銀行(リボルビング払いのみ)
  • イオン銀行

郵便局・ゆうちょ銀行

全国の郵便局、ゆうちょ銀行に設置されているCD・ATMで利用できます。

口座振込をネットで申し込む方法

ヤフーカードのキャッシングには、インターネットで申し込みを行い、指定口座に振り込んでもらう方法もあります。銀行が稼働している平日の午前9時~14時59分の申し込みであれば、数分での振込も可能です。指定口座をジャパンネット銀行にしている場合は、曜日や時間に関係なく最短数分で振り込まれます。口座への振込手数料は0円となっているので、手数料がもったいないと感じる人にはおすすめの方法です。

Yahoo!(ヤフー)カードでキャッシングを利用する際の注意点は?

キャッシング枠の設定に審査が必要

ヤフーカードにキャッシング枠を設ける際には、申し込みと審査が必要になります。審査というのは『キャッシングする人に返済能力があるか』を基準に各カード会社が設定したものです。この審査に通らない限り、キャッシング枠が設けられることはありません。

では、どのような審査が行われているのでしょうか。これに関しては分からないのが現状です。何を審査しているのか、基準となる部分はどこなのか、合格ラインはどこなのかなど一切公表されていません。審査に通らなかった場合でも、なぜ通らなかったのかを聞くことができないのです。

しかし、ある程度は予想できます。安定した収入があって、今までに延滞したことがなければ審査が通りやすいと言われています。ただし、何も問題なくても通らないこともあり、確実なことではありません。カード会社によっても基準は異なります。

審査に要する時間ですが、これも人によって大きく違います。今まで何も問題ない人であれば早く済みますし、これまでに延滞やブラックリストなどに載っていればその確認作業に時間がかかります。そのため、2時間程度で結果が出ることもあれば、数日かかることもあるので注意しましょう(遅いからと言って通らないわけではありません)。

キャッシングの返済は基本的に一括

キャッシングの返済には、キャッシングした額を一回の引き落としで返還する『一括返済』と一定の金額を毎月支払う『リボルビング返済』があります。基本的には一括返済しなければいけないので、キャッシングする際には自分の収入と相談してから利用しましょう。10万円キャッシングしたのに収入が5万円しかなければ、返済できずに延滞したとして記録されます。

Yahoo!(ヤフー)カードのキャッシング利用は慎重に!

のキャッシングは非常に便利なサービスです。しかし、借りたものは返さなくてはいけません。自分がしっかりと返せる金額を考えて使うようにしましょう。一括での返済が厳しい場合にはリボルビング返済を利用し、一気に返済できると思ったら手続きを行いましょう。便利なサービスだからこそ、しっかりと自制する必要があります。

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