3月6日の東京証券取引所スタンダード市場で、メタプラネットは反落しました。
前日にビットコイン相場の持ち直しを追い風に急伸していた反動が出ており、この日は買い一巡後に上値の重い展開となりました。
メタプラネット株、338円まで下押し後に341円で取引終了

メタプラネット株は3月6日、349円で寄り付いた後、高値353円まで上昇する場面があったものの、その後は売りに押されて一時338円まで下落しました。
終値は341円で、前日比23円安の6.32%安でした。出来高は2318万3100株で、前日の急騰局面と比べると商いは減少しており、利益確定売りや短期資金の持ち高調整が優勢となったことがうかがえます。
メタプラネット テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート
日足でみると、3月6日の終値341円は短期線近辺まで戻した水準です。ただ、25日線、75日線、200日線は依然として上方にあり、全体としては戻り売りが出やすい地合いが続いています。中長期の流れでは、なお下落基調の範囲内とみられます。
一方、MACDはマイナス圏にあるものの改善しており、下落の勢いはやや和らいでいます。
日足では、下げがいったん一服し、反発余地を探る局面に入っていますが、上値には移動平均線が重なっており、戻りの強さを見極める段階です。
目先は下値338円、上値353円が意識され、その上では364円近辺を回復できるかが焦点となります。

メタプラネット(3350)1時間足チャート
1時間足でみると、3月5日の急騰後は高値圏でもみ合った後、3月6日にかけて上値を切り下げる展開となりました。
株価は341円近辺まで押し戻され、短期の移動平均線付近で推移しています。急騰後の過熱感を冷ます流れが続いていますが、引け時点では340円台前半で下げ渋っており、短期的には値固めに移れるかが焦点です。
一目均衡表では、株価は雲の近辺まで押し戻されており、上値では売りが出やすい状況です。短期線も上向きから横ばい気味に変わっており、反発の勢いはやや鈍っています。
目先は338円が下値の目安、350円台前半から353円近辺が上値の目安となり、このレンジをどちらに抜けるかが次の方向感を左右しそうです。
メタプラネットのビットコイン損益とmNAV
ビットコイン関連の評価を整理すると、同社の保有量は3万5102BTC、平均取得単価は1BTCあたり1594万5691円です。メタプラネットの公式トラッカーでは、mNAVは1.03倍と表示されています。
3月6日時点のBTCは1116万5391円前後で推移しており、平均取得単価を下回る水準です。
この価格を前提にすると、保有BTCの評価差額は約1678億円の未実現損失となります。ドル建てでも、BTCは7万0285ドル前後で、平均取得単価を下回っています。
足元では、この未実現損益の水準とmNAV1.03倍が、メタプラネット株の評価感を整理するうえで意識されやすい状況です
下値338円を維持できるか、上値353円と364円を試せるか
足元では、3月6日安値の338円近辺を維持できるかがまず焦点です。ここを割り込まずに推移できれば、短期的には350円台前半、さらに同日高値353円近辺の回復が次の確認ポイントになります。
一方で、戻り局面では前日終値364円近辺も意識されやすく、急騰後の反動が一巡したあとに値固めへ移れるかが注目されます。
ビットコイン相場の方向感と、3月25日の株主総会・フォーラムを控えた思惑が重なるなかで、メタプラネット株は引き続き値動きの大きい局面が続くかどうかを見極める段階にあります。