ビットコイン(BTC)トリプルボトム完成で買いサイン点灯か?

2019年、終わってみれば「行って来い」相場だったBTCですが、相場に変化が見られます。前回の記事ではダブルボトム完成まであと少しの所まで来ていましたが、その後のBTC価格はネックラインを越えずに反落・低迷したため、予定よりも時間を要する展開となりましたが、これはかえって良い結果をもたらす動きだったのかもしれません。

関連:ビットコイン(BTC)相場反発?勢いが増すのはどのタイミングか?(2019年12月14日記事)

年明け1月3日に、3回目の底をつける動きがあり、ダブルボトムではなく「トリプルボトム」を形成し1月7日現在、ネックラインを越える強い上昇が見られています。

トリプルボトムは強い買いサイン

トリプルボトムイメージ

トリプルボトムは、下落トレンド中に価格が安値をつけて、一度反発したあと、再度下落し2つ目の安値を形成(ここまでがダブルボトム)、その後またネックラインを越えられずに3たび反落し、安値をつける形がトリプルボトム。ただし3つ目の安値はこれまでの安値よりも高い位置で反発する必要があります。

逆に高値圏で3つの山が出た場合は「トリプルトップ」と呼ばれ、トリプルボトムの逆の解釈となります。

トリプルボトムはそう頻繁に出現するものではありません。長く下落が続き、悲観相場の中で全ての悪材料が出尽くしこれ以上下がらない所まで売り込まれた場合に出る形です(底入れ)。それを3回の安値で確認したわけですから、今後は高い確率で上昇トレンドに転換すると予想されます。

買いサイン点灯は、ダブルボトムと同様に「ネックライン」を突破した所です。

BTC/JPY 日足チャート

出典:bitbank (2020年1月7日時点)

BTC/JPY相場は、1月6日から強い上昇を見せ、ネックライン85万円前後で売り買いの攻防が繰り広げられています。強気で攻めるなら買いで入っても良い水準です。じっくり行くのなら本日の日足完成後に判断したり、完全にネックラインを越えてから入ってもいいでしょう。(これは現物かレバレッジ取引か?トレード期間はどのくらいか?にもよります)

中期利確目標としては、ネックライン下の値幅を上に見て1BTC=100万円をポイントに、その地点での相場動向によっては、さらに高値を狙いたいです。

まとめ

ネックラインでの攻防では、ショート損切りの買い戻し、新規&ドテン買い等が頻繁に行われるため、価格は大きく動きます。現状ではまだまだ危険水域を脱したというレベルであり、ここからの下落リスクも考慮し、出来高なども参考に相場を注視してきましょう。

またファンダメンタルズ的にも、中東情勢緊迫化による原油・ゴールド買い後の物色銘柄として、また5月に迎える半減期に向かう動きなど、BTCには好要因が見られます。それでも相場では何が起きるかわかりませんので、気を抜かずに行きたいですね。

ビットコイン(BTC)の価格・相場・チャート

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