「楽天の目標は仮想通貨を利用した日常決済」バイナンスが2019年第3四半期における仮想通貨間の相関率についてレポートを発表。イーサリアムが新たなベンチマーク通貨となった。           バイナンス研究報告 Q3仮想通貨相場の相関性大手...

パーフェクトオーダー発生!ビットコイン(BTC)相場分析

2020年スタート後、これまでのビットコイン(BTC)相場は押し目を作りながらも順調に上昇しています。個人的には、年越しとなってしまったXBT/USDロングのポジションをようやく利確。こんなに長くホールドした事がなかったのですが、なんと利益の半分をファンディングコストで持って行かれてしまいました。それでも今回のBTC長期下落相場を低レバレッジで耐え、何とか利益まで持って行ったので本当に良かったと思っています。

さて、現在のBTC相場を見てみましょう。

時価総額31兆円

出典:Coinmarket Cap

時価総額は31兆円。1月と比べると6兆円増加し、順調に回復しています。また30兆円台の時価総額は2019年8月以来となります。

ビットコイン(BTC)ドミナンス減少

出典:Coin Market Cap (2月18日現在)

主な仮想通貨ドミナンス(2/17)
※( )内は1月26日時点
・Bitcoin(ビットコイン):62.8% (66.28%)
・Ethereum(イーサリアム):9.88%(7.65%)
・XRP(リップル):4.7%(4.3%)
・Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ):2.64%(2.6%)
・Bitcoin SV (ビットコインSV) : 1.81%(2.13%)
・Litecoin(ライトコイン):1.67%(1.55%)

今月はBTCのみならず、他のアルトコインもおおむね増加、ドミナンスを押し上げています。時価総額が示すように、他の資産からの資金流入が仮想通貨全体に循環する良い傾向です。

ビットコイン(BTC/JPY)週足チャート【移動平均線】

出典:bitbank (2/18現在)

テクニカル分析:移動平均線(MA) 20,90,200

移動平均線の並びが「パーフェクトオーダー」になっています。BTC/JPYの週足チャートを見ると、3本の移動平均線がきれいに揃っています。このように3本の移動平均線が

短期移動平均線>中期移動平均線>長期移動平均線 と揃った時は上昇パーフェクトオーダーといいます。長期移動平均線>中期移動平均線>短期移動平均線の場合は下落パーフェクトオーダーです。

上昇パーフェクトオーダーが発生している時は「買い優勢」です。この形が続く限りは中長期的にトレンドが継続すると見ています。(線と線が交差しない)

ビットコイン(BTC/JPY)週足チャート【ボリンジャーバンド】

出典:bitbank(2/18現在)

テクニカル分析:ボリンジャーバンド、±2σ、3σ
ミドルバンド(20MA):下向き

前回ミドルバンド(20MA)に到着した価格がさらに上抜け、現在+2σで跳ね返されて+1σ上で止まっています。現在のBTC/JPY価格は106万円後半と、一時の上昇に比べると弱含みとなっていますので、ボリンジャーバンド+1σの価格:103万円台で下げ止まれるかに注目しています。これを下回ると100万円割れ、ミドルバンドは91万円という値幅となります。

もっとも、ミドルバンド自体の方向は上向きですから+2σ:113万円,+3σ:124万円と上方向にも期待が持てます。

ビットコイン(BTC/JPY)日足チャート

出典:bitbank (2/18現在)

1~2月これまでのBTC相場を日足チャートで見てみると、中期線:90MAをサポートに押し目を作りながら順調に上昇しています。現在の値位置は、再び90MAにタッチして下げ止まっている形です。再び、押し目買いの絶好の地点か?下抜けてトレンド転換か?重要なポイントです。

まとめ

BTC相場はドル建て1万ドルまでは強い上げ相場でしたが、現在はやや勢いが弱まっています。しかし長期的には週足のパーフェクトオーダーが見られるように上昇トレンド継続と見ています。トレードはBTC価格が1万ドルを下回ったので、再びXBT/USDをロングし始めましたが、これまでの辛い下落相場を乗り越えたので(笑)気分がラクになり逆境に強くなった気がします。

ビットコイン(BTC)の価格・相場・チャート

【こんな記事も読まれています】
ビットコイン(BTC)100万円から1億円まで!著名人たちの2020年以降の価格予想
ブルームバーグの有力アナリストがビットコイン(BTC)の強気相場を予測
ノヴォグラッツ氏ら著名アナリストがビットコイン(BTC)価格の強気相場を予測

おすすめの記事