Pundi Xの規制適用を免除
ブロックチェーンを活用した決済ソリューションを提供するPundi Xは25日、シンガポール通貨庁(MAS:中央銀行)から規制免除の認定を受けたことを発表した。
[Compliance] We are in the process of filing our license application to operate account issuance and digital payment token services in Singapore. Today, we have also received the exemption from MAS. For more details of our compliance progress, read https://t.co/kkJqaj7aEr
— Pundi X Labs (@PundiXLabs) March 25, 2020
Pundi Xが規制適用の免除を受けたのは、口座開設と仮想通貨(暗号資産)による電子決済のサービス。今年7月28まで、ライセンスを取得しなくても両サービスの提供を継続できる。
MASは今年1月28日、新しい決済サービス法の施行を発表。この法律は、仮想通貨を含む電子決済・交換における消費者保護および利用信任の促進を目的とする。マネーロンダリングやテロ資金供与への対策として、仮想通貨取引所を含む事業者にライセンスの取得を義務付けた。
今回の免除は一時的な措置のため、Pundi Xは期限までに正式に認可を取得するという。
MASの規制免除の発表には、バイナンスアジアやコインベース シンガポール、Paxos Globalといった仮想通貨企業も複数含まれている。シンガポールは登録制を設けてルールを厳しくしているが、仮想通貨やデジタル通貨に対して寛容な国だ。先月にはバイナンスが、シンガポールで営業免許を正式に申請したことが明らかになった。