Pundi Xの規制適用を免除

ブロックチェーンを活用した決済ソリューションを提供するPundi Xは25日、シンガポール通貨庁(MAS:中央銀行)から規制免除の認定を受けたことを発表した。

Pundi Xが規制適用の免除を受けたのは、口座開設と仮想通貨(暗号資産)による電子決済のサービス。今年7月28まで、ライセンスを取得しなくても両サービスの提供を継続できる

MASは今年1月28日、新しい決済サービス法の施行を発表。この法律は、仮想通貨を含む電子決済・交換における消費者保護および利用信任の促進を目的とする。マネーロンダリングやテロ資金供与への対策として、仮想通貨取引所を含む事業者にライセンスの取得を義務付けた。

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今回の免除は一時的な措置のため、Pundi Xは期限までに正式に認可を取得するという。

MASの規制免除の発表には、バイナンスアジアやコインベース シンガポール、Paxos Globalといった仮想通貨企業も複数含まれている。シンガポールは登録制を設けてルールを厳しくしているが、仮想通貨やデジタル通貨に対して寛容な国だ。先月にはバイナンスが、シンガポールで営業免許を正式に申請したことが明らかになった。

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