タスキ、電気通信大学、感性AIが共同で「最先端テクノロジー活用による不動産価値流通の研究」をテーマとする産学連携共同研究を開始する。
土地査定業務をスマホひとつで完結
具体的な研究テーマは「AIを活用した不動産価値流通の可視化の研究」、「スマートシティにおけるVR活用の研究」の2本。
オープン化されていないデータが数多くある不動産業界において、オンラインで正確な情報が取得できるプラットフォームの構築を目指すという。
また、不動産価値流通の可視化とVR活用にAIの機械学習、画像解析技術を組み込むことで、現況の改善だけでなく新たな市場開拓も見込んでいるとのことだ。
株式会社タスキ 代表取締役社長 村田浩二氏 コメント
本研究では、産学連携で不動産価値流通プラットフォームの構築を目指していきます。現状、紙束10センチくらいにもなるような資料や稟議書を集め、手作業で行っている土地査定業務を、スマホひとつでワンタッチで完結させることができるプラットフォームです。
完成すると不動産業界で属人的に行われている業務を均質化させることができる、業界に革命を起こす初のサービスとなります。
レジデンスやホテル等の企画開発で培った、不動産のデータやノウハウを活かし、AIモデルを作成し、まずは社内での活用を行う予定です。そして半年後をめどに、全国に35万社ある不動産会社への提供を目指してまいります。