ネム(NEM)が中国最大のアートワークデータベースGUBIとの提携を発表
出典:NEM Medium

ネム(NEM)は12月8日、中国最大のアートワークデータベースでオンライン取引所市場のGUBIと提携することを発表した。GUBIは、NEMのブロックチェーンソリューションを通して、アイデンティティや信用、オンラインレビューなどのシステムを開発する予定。

アート業界におけるブロックチェーンの普及を促進

GUBIは、主に中国の美術産業の専用検索エンジンとして機能している。データマイニングと画像検索技術に基づいて開発されており、ユーザーはモバイルデバイスで写真を撮るだけでデータベース内の関連する資料を見つけることができる。データベースには5年間で、3,300万点のアンティーク作品と6,600冊以上のアンティーク電子書籍を収容された。またGUBIのネットワークには、800人ほどの専門家と2,000人以上の学者が参加している。

従来のデータベースと比較して、ブロックチェーンによる分散、非可逆性などにより重要なデータの信頼性を大幅に向上させた。GUBIはNEMと協力して、より信頼性の高いデータベースとアートワーク市場を作りたいと考えているという。GUBIとNEMのパートナーシップは、アート業界におけるブロックチェーンテクノロジーの開発と普及を促進し、ブロックチェーンの採用のための環境を構築することを目的としている。

アジア東部で広がりを見せるネム(NEM)

最近では、台湾で80%のシェアを誇る取引所のビトプロ(BitoPro)にもネム(XEM)が上場している。ビトプロにリストされたことで、よりアジア東部でNEMブロックチェーンの採用が高まるのではないだろうか。NEMブロックチェーンを採用するプロジェクトは日々増えてきているようにも思う。

ブロックチェーンをシンプルに考えて、セキュリティ面に活用するプロジェクトや企業は増えていくのではないだろうか。オンラインでのデータ市場では、特に信頼や安全性が重要であることから、近い将来ブロックチェーンテクノロジーが標準的に活用される日が来るかもしれない。

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参考:NEM Medium

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