つみたてNISAおすすめ銘柄5選

つみたてNISAは20年後の未来を見据えて投資ができることから、幅広い年代の方々の注目を集めています。

しかし、つみたてNISAの商品は豊富であるため、どの銘柄を選べば良いのか分からなくなることもあるでしょう。

そこでこの記事では、2021年5月時点でのつみたてNISAのおすすめ銘柄を紹介します。

つみたてNISAとは?

つみたてNISAとは?

つみたてNISAとは、2018年1月から始まった長期・積立・分散投資を支援する非課税制度です。

少額からでも投資を始めることができ、獲得した利益は非課税になるのが特徴となっています。

毎年最大40万円が非課税枠になり、最長で20年間利用することができます。
積立によってコツコツと20年後の将来を考えた備えができるでしょう。

つみたてNISAは始め方も簡単で、基本的な流れは対応している金融機関で口座を開設して対象商品を購入するだけです。
楽天証券、SBI証券、マネックス証券などつみたてNISAを始められる場所は多く、投資をする側が自由に選択できます。
ただし、つみたてNISA・一般NISAに利用できる口座は1人につき1つまでとなっているため、注意が必要です。

それぞれの金融機関には特徴があり、例えば楽天証券は楽天カードのクレジット決済で積立ができたり、楽天ポイントで投資信託の購入ができたりといったメリットがあります。

つみたてNISAを始めるときには、各企業ならではの特徴を把握した上で選択をすることも重要です。

つみたてNISAの口座開設なら楽天証券がおすすめ!

つみたてNISA初心者におすすめの銘柄の選び方

つみたてNISA初心者におすすめの銘柄の選び方

つみたてNISAは購入手数料がかからないノーロードが基本ですが、別途手数料として信託報酬が発生します。

手数料が低ければその分利益が大きくなるので、信託報酬が安いものを意識して選択すると良いでしょう。

つみたてNISAでは、事前に信託報酬が高いものが除外されています。

国内と海外に投資するファンドの場合は0.75%(税抜)以下、国内向けのファンドは0.5%(税抜)以下という基準が設けられているので、極端に高い手数料に悩まされることはないのもメリットです。

そのほか、純資産総額(投資信託の規模)をチェックすることもつみたてNISAのポイントです。

純資産総額が大きい銘柄ほど、一般的に安定性が高いとされています。

つみたてNISAは長期的な投資が視野に入るので、長い期間安定して運用できるファンドを選ぶことにメリットが見出せます。

単純な純資産総額の大きさだけでなく、減少しているのか増加しているのかといった傾向を確認することも重要です。

純資産総額が大きくても、減少傾向にある場合には長期的に見て安定性を欠く可能性があるので注意が必要となるでしょう。

また、証券会社の中には、銘柄の人気ランキングなどを紹介していることもあります。
例えばSBI証券は、つみたてNISAの月間積立設定ランキングを公開し、どんな銘柄に注目が集まっているのかを分かるようにしています。

そういった公開される市場状況を参考にしながら、銘柄を選択することもおすすめです。

SBI証券ではつみたてNISAの注目銘柄が一目で分かる!

つみたてNISAでおすすめの銘柄5選

つみたてNISAでおすすめの銘柄5選

つみたてNISAの対象商品は事前に長期や分散投資しやすいものに厳選されていますが、それでも100種類以上の銘柄を扱う金融機関も多くなっています。

投資初心者の方だと、その豊富な種類から何を選べば良いのか分からなくなることもあるでしょう。

これからつみたてNISAを始めるのなら、紹介する5つのおすすめ銘柄を確認し、どんな商品が展開されているのかを把握することから始めてみてください。

eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)

「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」とは、三菱UFJ国際投信のインデックスファンドで、日本国内と海外先進国・新興国に投資し、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスに連動する投資成果を目指して運用を行う銘柄です。

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020」で1位に選ばれるなど人気も高く、初心者でも手を出しやすい商品になっています。

eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)は全世界の株式に投資できるため、特定の投資先に資金が偏ることはありません。

安定しやすい国内株式と、利益につながりやすい新興国株式を同時に対象とできるため、投資リスクを抑えながら利益の獲得を目指すことができます。

eMAXIS Slimシリーズの特徴である業界最低水準のコストも魅力で、長期的な運用もしやすいです。

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」も、初心者におすすめできる銘柄となっています。
8つの資産に対して均等に投資を行うのが特徴で、日本と世界を含んだ株式・債券・リートへの分散投資ができる点が特徴です。

投資先を分散することによってリターンを平均化させ、安定した運用につなげられるのが魅力だと言えるでしょう。

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)のようなバランス型の銘柄は、これ1つで幅広い商品に投資ができるため手間をかけずにリスクヘッジができます。

常にまとめての運用ができるため、「なるべく中長期で投資をしたい」「基本的に手をつけず放っておきたい」という方にもおすすめです。

こちらもeMAXIS Slimシリーズになるため、シンプルかつ低コストで初心者にも優しい銘柄になっています。

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド

「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」は、アメリカの代表的な株価指数とも言える「S&P500」に連動した投資成果を目指す銘柄です。

指数連動によって動くインデックスファンドであるため低コストに運用でき、その分利益が大きくなることに期待ができます。

例えば信託報酬は年0.0938%(税込)程度と非常に低く、SBI証券が取り扱う投資信託の中でもトップクラスの安さとなっています。

つみたてNISAで中長期的な投資をする際には、無駄なコストを抑えられる点からもSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドの指数連動による分散投資が魅力となるでしょう。

レオス ひふみプラス

「レオス ひふみプラス」は、国内株式を中心に投資する商品です。

成長に期待できる銘柄や企業関連株に積極的に投資するアクティブ型と呼ばれる商品の代表格で、得られる利益が大きくなりやすいのが特徴となっています。

その分リスクや信託報酬は高くなりますが、リターン重視でつみたてNISAを行う場合にはおすすめの銘柄になるでしょう。

ニッセイ日経225インデックスファンド

「ニッセイ日経225インデックスファンド」とは、ニッセイアセットマネジメントによって運営されている銘柄です。

日経平均株価の銘柄から200以上に等株数投資を行って、日経平均の動きに連動することを目標に運用が行われます。

日経平均の動きを指標にできるため比較的値動きの把握がしやすく、初心者でもやりやすいインデックス型投資信託だと言えるでしょう。

まずは国内だけに投資するファンドを利用して、つみたてNISAに慣れていくこともおすすめです。

つみたてNISAのおすすめ銘柄を参考にしよう

つみたてNISAのおすすめ銘柄を参考にしよう

つみたてNISAにはさまざまな銘柄があり、その中から投資先を自由に選ぶことができます。

つみたてNISAは投資先と中長期的な付き合いになることも多いので、この記事で紹介したおすすめの銘柄を参考に、まずは実際に投資することをシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。

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つみたてNISAについて詳しい記事はこちら

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