金価格、1月高値5,595ドルから調整 4,600ドル台で推移

金(XAU)/USDT 1時間足チャート
2026年1月31日から2月2日にかけて、貴金属市場では金価格が高値圏からの調整局面に入りました。
1月31日の金価格は4,884ドルで取引を開始し、高値も同水準を記録した後、安値4,567ドルまで下落し、終値は4,748.9ドルとなりました。2月1日は4,740ドルで始まり、一時4,883ドルまで上昇しましたが、その後下落に転じ、4,668ドルで取引を終えています。
1月29日に記録した約5,595ドルの高値からは大きく水準を切り下げており、期間中の下落率は12〜26%となりました。2月2日時点では、4,600ドルから4,900ドル付近のレンジで推移しています。
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ウォーシュ氏指名でドル高進行、金価格を下押し
1月29日の高値圏では、保有ポジションの売却が増加しました。
Fed議長候補としてケビン・ウォーシュ氏が指名されたことを受け、市場では同氏が過去に金融引き締めに前向きな姿勢を示してきた経歴を持つことが改めて意識されました。ドル資産への投資妙味が相対的に高まるとの判断からドル買いが進み、金価格を押し下げました。
ビットコイン、8万ドル回復できず76,000ドル台まで下落

BTC/USDT 1時間足チャート
暗号資産市場では、同期間にビットコインが下落基調を強めました。1月31日時点では78,720ドルから84,000ドルの範囲で取引されていましたが、1月後半からの下落が続き、2月1日には78,700ドルから79,500ドル付近まで低下しました。
さらに2月2日時点では76,000ドルから77,000ドル近辺まで水準を切り下げています。1月下旬と比較した下落率は6〜10%に達しています。
市場では80,000ドルが心理的節目として意識されていましたが、この水準を回復できず、78,000ドル割れ以降は下落が加速しました。
BTC下落、ETF10億ドル流出と17億ドル清算が重荷に
ビットコインの下落要因としては、マクロ材料と市場内部要因が同時に作用しました。米政府の部分的シャットダウンに加え、金融市場ではドル買いが進行しました。さらに、ケビン・ウォーシュ氏のFed議長候補指名を受け、金融引き締め姿勢が意識され、ドル高が継続しました。
この環境下で、ビットコイン現物ETFからは約10億ドル規模の資金流出が観測されています。加えて、デリバティブ市場では約17億ドル規模の強制清算が発生し、主にロングポジションが整理されました
78,000ドル割れから77,000ドル付近にかけては、清算と売却が連動する形で価格が下落しました。ドル指数の上昇と同時進行でビットコインが下落した点も確認されています。
まとめ
同期間の市場では、金は1月後半の急騰後の調整として取引される一方、ビットコインはETF資金流出とレバレッジ解消を伴う下落局面として推移しました。両資産の値動きの差は、利益確定売りが中心だった金市場と、資金流出と清算が同時進行した暗号資産市場の構造的な違いを反映したものとなっています。
足元では、金については4,600ドルから4,900ドルのレンジを維持できるか、ドル相場の方向性や中東情勢の緊張緩和が継続するか、中央銀行による購入動向に変化が生じるかが確認対象となっています。ビットコインについては、75,000ドルから78,000ドル付近での取引動向、現物ETFの資金フローが流出基調を維持するか、清算規模が縮小するか、米金融政策や政治関連材料への反応が引き続き注視されています。