​仮想通貨市場は全面高となり今後への期待感高まる

​仮想通貨市場は19日19時過ぎころに価格を大きく上昇させ、全面的に前日比プラスの結果となった。

外国為替市場や株式市場などの金融市場が全面高になっていたことから、仮想通貨市場もこれにつづいて価格が上昇するとの予想を立てていた。​​​​

金融市場につられて仮想通貨の価格があがることは珍しくない。

(16日からのドル円の値動き、出典:Trading View)
世界の金融市場が全面高となった理由は色々考えられるが、一番は米中の貿易関係改善と考えられる。
このニュースが世界に安心感を与え、ドル・元を買う流れになった。
今後も為替や株式などの金融市場に注目することは必要と考えられるが、仮想通貨と金融市場の相関関係については以下の記事を参考にしてみて欲しい。 

為替・株式市場が全面高となった。これに連動し仮想通貨の価格が上がることも予想される。原因はアメリカ議員が中国に対する関税を撤廃することを検討する案を提出したことであり、ウォールストリート・ジャーナルによって報道された。

 

今回大きく価格を上げる展開となっているが、主要仮想通貨の今後の展望を考察してく。

​ビットコイン(BTC)​

​19日19時のビットコインの価格は409,.000円となっている。前日同時刻395,800円と比べて3.44%の上昇となっている。​

ビットコインは昨日から三角持ち合いを上抜けしていたが、40万円ラインを手前に価格の上昇が止められていた。

しかし今日40万円のラインを突破したこときっかけに価格を大幅に上昇させ、一時412,000円の高値をつけた。

今後は44.1万円を目指す展開となるか、再び40万円まで下落していくシナリオが考えられる。​

​​ビットコイン(BTC)の価格は19日18時で円となっている。前日同時刻価格397,900円​​と比べると1.6%の価格上昇となっている。​​

 

イーサリアム​(ETH)

19日19時のイーサリアムの価格は128.1ドル(13,937円)となっている。前日同時刻123.0ドル(13,383円)と比べて4.1%の上昇となっている。​​

ここまでは黄緑のラインで作られる三角持ち合いの中での価格推移となっており、今日の夜には決着が​つくと予想していた。

結果は三角持ち合いを上にブレイクするカタチとなり、予想していた目安ラインの132ドル付近まで価格を上昇させた。

今後はこのオレンジラインを突破し青ライン(150ドル付近)を目指す展開となるか、再び黒ライン(126ドル付近)まで下落してく展開が考えられる。

​​​​仮想通貨イーサリアム(ETH)の価格は、19日16時123.2ドル(13,404円)で前日​​と比較するとの0.7%の下落となっている​。​


リップル​(XRP)

​19日19時のリップルの価格は0.339ドル(36.88円)となっている。前日同時刻0.330ドル(35.91円)と比べて2.7%の上昇となっている。​​​ 

​リップルは三角持ち合いを下に割れる展開となっていたが、今日になって展開を逆転させ大幅上昇となった。

一時紫ライン(0.344ドル)を大きく超えることとなったが、現在は長いひげをつけ反発し、現在は紫ラインの下で価格を推移させている。

今後はこの紫ラインとピンクライン(0.33ドル)の間でのレンジ相場となることが予想される。

​​​​​​​​​​仮想通貨リップル(XRP)の価格は19日17時で0.332ドル(36.12円)だった。前日同時刻0.331ドル(36.01円)​​​​と比較​してもあまり価格に変化はない。​​​​

 

ビットコインキャッシュ​(BCH)

​​19日19時のビットコインの価格は14,442円となっている。前日同時刻13,900円と比べて3.8%の上昇となっている。​​

ビットコインキャッシュも他の主要仮想通貨につられる形で大きく価格を上昇する展開となった。

​ビットコインキャッシュ(BCH)の18日13時の価格は13,960円。前日同時刻比+0.9%と、わずかに上昇している。直近の値動きとしては、本日午前4時に13,683円の安値を付け、反発している。


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