サウジアラビアの大手銀がリップルネットに参入していることが判明
リップルネットにSABBが参入
サウジアラビアにある著名銀行SABB(サウジ・ブリティッシュ・バンク)が2018年12月にリップル社の統合送金サービス『リップルネット』の利用機関となったことが報じられた。同国の金融当局はリップル社との提携で400億円以上の送金コストの削減を目論む。

リップルネットにSABBが参入

サウジアラビアにある著名銀行SABB(サウジ・ブリティッシュ・バンク)が2018年12月よりリップル社の統合送金サービス『リップルネット』のメンバーとなっていることが報じられた。

サウジアラビアの首都リヤドに本社を置くSABB銀では、世界大手HSBC銀が少数の持株を所有しているという。

SABB側は、リップル社との提携に関して、公式な声明を公表していないものの、SABBの責任者の1人であるGhada Al Jarbou氏が先日公表した文書 から、「SABBはサウジアラビアの中央銀行に認可され、リップル社のブロックチェーン基盤の技術における国際送金サービスを試行する三つの銀行の一つであり、2018年の12月から稼働を始めている。」との確認情報は出されている。

出典:gbm.hsbc.com

昨年の2月には、サウジアラビアの金融当局(SAMA)はリップル社と提携し、銀行がブロックチェーン基盤のクロスボーダー決済の利用を検討できるようになっており、既存の送金手段に比較し、4億ドル(約437億円)以上の費用削減が可能とされている。

なお、先日、リップル社は新たに13社がリップルネットに加入した事を公式で発表し、リップルネットには200社以上の送金企業や銀行等の金融機関が加入していることが明らかになった。

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