
今、地球は深刻な環境汚染によって悲鳴を上げています。そして私たち人間には、地球に住む生き物や自然など、環境を大切にする責任があります。次の世代の未来へも美しい地球の環境を持続させるためには、私たちの日々の生活の中にサステナブルな取り組み、活動を取り入れることがとても大切です。
今回は、私たちにできるサステナブルな取り組み・活動とは何か、身近な事例を紹介します。ぜひ、この機会にサステナブルな取り組みを行っていきましょう。
サステナブルとは
サステナブルとは、「持続可能な」という意味を持っています。特に、自然環境に配慮した行動、環境維持に役立つ事業や開発などを表現するときに使われています。
サステナブルに賛同する企業や個人は、地球環境を壊さず、限りある自然を大切にしながら、未来の世代も美しい地球で豊かに、平和に生活ができる社会を目指しています。そして今、世界では「SDGs(持続可能な開発目標)」を掲げ、環境問題や経済成長、貧困や飢餓、ジェンダーなど幅広く、さまざまな課題に取り組んでいるのです。
つまり、私たちも、「日々の暮らしがこれからの未来を作っていく」ということを理解し、物の選び方や行動を改めていく必要があります。
私たちにできるサステナブルな取り組み・活動とは
サステナブル活動は政府だけでなく多くの企業が賛同しています。そしてもちろん、私たち個人にできるサステナブルな取り組み・活動も、身近なところに存在しています。
そこで続いては、私たち個人でできるサステナブルな取り組み・活動を紹介します。
ごみを減らす
私たちにできるサステナブルな取り組みとして、「ごみを減らす」ということがあります。ごみを減らす、ごみを出さないということは簡単にできそうで、実は難しいことです。
ごみを減らす工夫としては、「本当に必要なものかどうか」を意識して買う、ものを買うときは繰り返し使えるものや土に還りやすいものなど、サステナブル素材の商品を選ぶなどがあげられます。
ごみを少しでも減らすように工夫することで、生活の中のごみが減り、無駄な資源を使うことを防げます。
ごみを分別する
ごみをしっかりと分別して捨てることも、サステナブルな取り組みです。
段ボールやペットボトルなどリサイクルできる資源ごみを分別することで、資源を循環して利用することができます。しかし、分別をせずにすべて可燃ごみや不燃ごみとして出してしまうと、資源ごみは有効活用することなく、限りある資源をさらに消費することになります。
資源ごみは再び、新しいものに生まれ変わって利用されるので、ぜひサステナブルな活動としてごみを分別していきましょう。
フードロスの削減
サステナブルな取り組みのひとつとして、フードロスの削減も有効です。
家庭で必要な分だけ食材を購入して、しっかり消費するだけでもフードロスは削減できます。
また、買い物に行くと無意識のうちに色や形が良いものや、新しく取れたものを選んでしまいがちですが、すぐに食べる食材を買うのであれば、売れ残ったものや、期限が近付いたものにも意識を向けてみましょう。
売れ残りや期限が近付いたものは処分されてしまうので、購入することで食べ物が無駄に捨てられることを防げます。期限が近かったり、形が悪かったりすると値段も安くなっているので、お財布にも優しいですよ。
エコバッグを使う
エコバッグを使うこともサステナブルな活動のひとつです。
エコバッグを使うことでレジ袋を減らすことができますし、頑丈なエコバッグやサステナブル素材のエコバッグを購入することで、ごみになりにくくなります。
洗いやすく、使いやすいエコバッグが増えてきたので、ぜひ買い物にお気に入りのエコバッグを持って行ってみましょう。
マイボトルを使う
ペットボトルや紙コップは手軽で便利ですが、環境のことを考えると、ごみを増やす原因になります。そこで、マイボトルやタンブラーなどを活用してみませんか。
マイボトルやタンブラーを使うことで、プラスチックや紙の消費をしなくても済みます。限りある資源を大切にするためには、自分たちが繰り返し使えるものを見つけ、ごみを減らすことが大切です。
リペア・リサイクルの習慣
お気に入りのものは修繕したり、要らなくなったものはリサイクルショップなどに持って行ったり、リペア・リサイクルの習慣を身に着けていきましょう。
自分でなおす手段を知ることで、質の良いものを日々の生活に取り入れやすくなりますし、フリマアプリなどに不要品を出すことで、誰かに長く使ってもらうことができます。
ものを長く使い続けるということは、その分だけごみの出る量を減らすことにつながるのです。
節電や節水を心掛ける
電気や水は、使用することで着実に減っていくものであって、いつまでもあり続けるものではないと理解しておかなければいけません。つまり、節電や節水を心がけることもサステナブルな取り組みのひとつとなります。
しかも、節電や節水を心がけるということは、自然環境に配慮するだけではなく節約にもつながるというメリットがあるので、ぜひ取り組んでいきたい活動です。
天然素材の石鹸・洗剤を使う
洗剤や石鹸などは種類や使い方によっては、自然を汚してしまうものです。そのため、洗剤などを選ぶときはラベルをチェックし、できるだけ天然素材のものを選ぶようにしましょう。
海や川の生き物に優しい天然素材のものを選ぶことは、自然環境の負担を減らすことだけではなく、私たちの手肌にも優しいので、ぜひ積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。
食材は地元産のものを選ぶ
遠くから運ばれてくる食材は、輸送にエネルギーが必要な上、運んでいる間に腐らないように加工がされていることが多いものです。そのため、買い物をするときはできるだけ、地元産の食材を選んでいきましょう。
地元の直売所などで食材を購入することで、安くて新鮮な食材が手に入るだけではなく、私たちの身体と環境への負担を減らすことにつながりますよ。
サステナブルな取り組み・活動を始めるコツ
サステナブルな取り組み・活動を始めるからには、継続することがとても大切です。
そこで続いては、サステナブルな取り組み・活動を始めるコツを紹介します。
サステナブルな取り組みは身近なことから始める
サステナブルな取り組みは、身近なことから始めるのがおすすめです。
最初から自分にとってハードルの高いことをしようと思っても、継続することは難しいでしょう。自分の手の届く身近なことから始めることで、サステナブルな活動も始めやすくなるでしょう。
例えば、食材は地元のものを選んだり、マイボトルやエコバッグを使ったりなど、少し意識すればできそうな取り組みから始めてみましょう。
サステナブル活動は完璧を目指さない
サステナブルな活動は、完璧を目指さないことが大切です。完璧を目指すと、少しでも守れなかったことに対して苦しくなったり、落胆したりすることが多くなります。
サステナブルな活動は、ゆるく自分のペースで始めていきましょう。例えば、「週に1回だけ」、「気が向いたときだけ」、と決めて自分のできる範囲で無理なく続けていくのがおすすめです。
完璧にやろうとしたり、大きなことをしたりするのではなく、大勢の人が小さなことをできる範囲で続けることで、社会や環境に与えるインパクトは大きくなります。
サステナブル商品は安くないことを理解する
サステナブル商品は、安さを追求して販売しているものではありません。
天然素材が使われている商品や耐久性の高い商品、生産者が地球環境に配慮しながら丁寧に作った食材などは、通常の商品よりも値段が高くなるのが一般的です。
そもそも「買う」という行為には、生産者や製造者を「応援する」という意味もあります。
サステナブルな取り組みでは、多少値段が高くても繰り返し使えるものを最小限の数だけ買う、地球環境に優しいものを選ぶなど、自然を応援する気持ちを持って買うことにも意味があるのです。
サステナブルな取り組みは楽しみながら続ける
サステナブルな取り組みは、我慢が必要な難しいものだと思われる方もいることでしょう。
しかし、サステナブル活動は無理をして行うものではありません。自分が楽しみながら続けることに、意味があります。
楽しくないことは続けることができませんから、たったひとつでも自分が心から楽しめるサステナブル活動を見つけてみましょう。例えば、食材を残さずに調理して食べる、リユース商品を買うなど、節約や趣味にもつながることから始めてみても良いでしょう。
そして、お気に入りのサステナブル活動を見つけたら、ぜひ周りの方に共有してみてください。自分のお気に入りのサステナブル活動をシェアすることで、さらに楽しむことができます。また、興味を持って一緒に取り組んでくれる人々が増えれば、よりサステナブル活動は広がっていきます。
サステナブルな取り組み・活動は身近なことから始めよう
サステナブルな取り組みや活動は、誰でも簡単に始めることができます。
限りある自然を大切にしながら、未来の世代も美しい地球で平和に、豊かに暮らせるように、身近なサステナブル活動から取り組んでみませんか。1人1人の活動はとても小さなことですが、多くの人々が取り組むことで、きっと大きな力になります。
週1回でも気が向いたときだけでも構いません。自分の生活を振り返って、ぜひサステナブルな活動を始めてみましょう。