レイ・ダリオが警告する世界秩序の転換点

世界最大級のヘッジファンドを創設した投資家、レイ・ダリオ氏は、現在の世界が大きな転換点にあると警告しています。
彼は歴史を通じて繰り返されてきた「ビッグサイクル」の終盤に、今の国際社会が差しかかっていると述べ、既存の世界秩序は崩壊の瀬戸際にあると指摘しました。
背景には、米国を中心とした過剰債務、財政赤字の拡大、地政学的対立の激化があります。

法定通貨の信認低下とビットコインが注目される理由

ダリオ氏によれば、こうした状況下では法定通貨の信認が徐々に低下し、人々は価値を保存できる代替手段を求めるようになります。
歴史的には金がその役割を担ってきましたが、近年注目を集めているのがビットコインです。
発行上限が決まっており、中央銀行の裁量に左右されない点は、通貨価値が揺らぐ局面において魅力とされています。

「万能ではない」ビットコイン、その現実的な位置づけ

一方で、ダリオ氏はビットコインを全面的に肯定しているわけではありません。
自身も保有を認めつつ、価格変動の大きさや技術的リスク、各国政府による規制の可能性を指摘しています。
特に国家や中央銀行の準備資産としては、依然として課題が多いとの立場です。
そのため、ビットコインは「万能の安全資産」ではなく、あくまで選択肢の一つに過ぎないと見るべきでしょう。

それでも、世界秩序が不安定化する局面で、ビットコインの存在感が増しているのは事実です。
法定通貨だけに依存するリスクが意識される中、分散型資産への関心は今後も高まると考えられます。

まとめ

ビットコインは世界経済の混乱を一気に解決する切り札ではありませんが、不確実性に備えるための有効な手段になり得ると感じます。
重要なのは過度な期待を抱くのではなく、金や株式などと組み合わせた分散投資の一環として冷静に向き合うことです。
世界秩序の転換期だからこそ、資産の持ち方がこれまで以上に問われていると言えるでしょう。

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