ビットコイン、短期上昇トレンド一服か?高値圏から6万8000ドル台の攻防へ

ビットコインは金曜から土曜の深夜にかけて6万5000ドル台前半から上昇基調を強め、急騰を挟みながら6万9000ドル台まで一気に値を伸ばしました。
その後も日曜の16時台まで高値を切り上げ、7万900ドル台前半まで上昇する場面が見られました。
しかし高値圏では上値が重くなり、急落によって6万8000ドル台前半まで押し戻されました。
現在は6万8000ドル台で下げ止まりを探る展開となっており、短期的には高値圏からの調整局面入りが示唆されます。

ストラテジーの強気姿勢と機関投資家の長期戦略

こうした中で注目されているのが、機関投資家や企業の姿勢です。
ビットコインを大量保有するストラテジーは、BTC価格が8000ドルまで下落しても債務を十分にカバーできる資産を保有しているとし、強い自信を示しました。
さらに同社は直近でも1142BTCを追加購入しており、マイケル・セイラー氏は長期保有戦略を継続する姿勢を明確にしています。
SNSでの意味深な投稿も話題となっており、市場では「さらなる買い増し」を示唆しているのではないかとの見方が広がっています。

極端な恐怖相場でもビットコインは反発

現在の仮想通貨市場は、極端な恐怖感が広がる中でも、下値では買い支えが確認されるという複雑な局面に入っています。
恐怖指数が「8」という極限レベルまで低下する中、ビットコインは一時6万ドルを割り込みましたが、その後は一時7万900ドル台まで回復し、市場参加者の間では底打ち期待と警戒感が交錯しています。
一方で、予測市場では5万5000ドル付近までの下落を想定する声も多く、CryptoQuantなどの分析でも「極限の底値圏」に近いものの、明確な底打ちサインはまだ確認されていないという慎重な見方が示されています。

個人投資家の押し目買いが増加中

また、個人投資家の動向にも変化が見られます。
Coinbaseのブライアン・アームストロングCEOによると、ビットコインやイーサリアムの下落局面でリテール投資家による押し目買いが増加しているとのことです。
これは、大口投資家が売却し、個人がその下落を拾うという、過去の相場でも見られた構図が再び起きている可能性を示しています。
短期的には価格変動が激しい一方で、市場参加者の裾野が広がっていることも読み取れます。

仮想通貨市場は「物語」から実用性重視へ

さらに業界全体としては、「物語」や資金調達中心の時代から、実用性や価値の証明が求められるフェーズへ移行しているという見方も強まっています。
Binance共同創業者による発言でも、流動性やユースケースのあるプロジェクトが生き残る時代に入ったことが強調されており、BTCやETH、BNBなど主要銘柄が再評価される流れにつながっています。

まとめ

総じて現在の市場は、短期的には下押しリスクを残しながらも、長期投資家や個人の買い支えが確認される転換点に差し掛かっている状況です。
恐怖が最大化する局面こそ資金の流れが変化しやすく、今後の価格推移には引き続き注目が集まりそうです。

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