こんにちは、コインパートナーです。1月26日週のビットコイン(BTC/USDT)相場分析と展望をお伝えしていきたいと思います。

先週のビットコイン(BTC/USDT)は、週前半に一時9万8000ドル付近まで上昇する場面がありましたが、その後は売り圧力が強まり週末には8万6000ドル台まで急落しました。現在は8万8000ドル付近で推移しており、心理的節目である9万ドルを割り込んだ状態が続いています。日足チャートでは移動平均線が全て下向きとなっており、中期的な下落トレンドが継続していることを示しています。

今週の最大の注目イベントは1月28日・29日のFOMC(連邦公開市場委員会)です。市場では約84%の確率で金利据え置きが織り込まれており、現行の政策金利3.50%〜3.75%が維持される見通しです。2025年後半に3回連続で利下げを実施したFRBですが、インフレの粘着性と労働市場の安定を受け、一旦様子見姿勢に転じると予想されています。

4時間足ではRSIが反発しており9万ドル付近への上昇も期待できますが、日足の下落トレンドが継続している以上、基本的には戻り売りが有効と見ています。

ビットコインテクニカル分析

BTC/USDT日足チャート

日足チャートでは、2025年10月の史上最高値から続く下降トレンドが依然として継続しています。短・中・長期移動平均線がすべて下向きに推移しており、典型的な弱気相場の形状を示しています。

現在価格は約8万8000ドル付近で推移しており、主要な移動平均線をすべて下回っている状況です。特に9万1000〜9万2500ドル付近にはMAが密集しており、この価格帯が強力なレジスタンスゾーンとして機能することが予想されます。

下値のサポートとしては8万5000〜8万6000ドルが重要なラインとなります。このラインを明確に割り込んだ場合、次のサポートである8万ドル付近までの下落リスクが高まります。一方で、上値を追う場合でも、日足MAが全て下向きである以上、上昇しても9万2500ドル付近で跳ね返される可能性が高いと見ています。

BTC/USDT4時間足チャート

4時間足では、先週の急落後にRSIが30付近の売られすぎゾーンから反発しつつある状況です。短期的には買い戻しの動きが入りやすく、8万9000〜9万ドル付近までの反発は十分に期待できます。

しかし、重要なのは4時間足200MA(約9万1300ドル付近)の存在です。下落トレンド中はこの200MAがレジスタンスとして強く意識される傾向があり、今回もこのラインが上値の壁となる可能性が高いです。

現状の分析では、9万1300ドルを明確に上抜けし定着するまではロングは控えめにし、9万〜9万1300ドル付近への反発局面では戻り売りを狙うのが有効な戦略と考えています。

今週の注目指標

今週はFOMC政策金利発表という年初最大のイベントが控えています。以下の指標発表には特に注意が必要です。

1月29日(木)4:00

米国 FOMC政策金利発表

今週最大の注目イベントです。FOMC(連邦公開市場委員会)は1月27日・28日に会合を開催し、29日(日本時間30日午前4時)に政策金利を発表します。

市場では約84%の確率で金利据え置き(3.50%〜3.75%維持)が織り込まれています。2025年後半に9月・10月・12月と3回連続で25bpsの利下げを実施したFRBですが、インフレ率がまだ2%目標を上回っていることや、労働市場が安定していることから、一旦利下げサイクルを休止すると予想されています。

想定されるシナリオ:
シナリオ①:予想通り据え置き+中立的な声明
ビットコインへの影響は限定的。すでに織り込み済みのため、大きな値動きにはならない可能性が高い。

シナリオ②:据え置き+タカ派的な声明
パウエル議長が「インフレへの警戒を維持」「追加利下げは急がない」といった発言をした場合、リスクオフの流れからビットコインは売られる可能性。8万5000ドル方向への下落に警戒。

シナリオ③:サプライズ利下げ
可能性は低い(約16%)ですが、もし利下げが実施された場合はリスクオンの流れからビットコインは急騰する可能性。9万2500ドル方向への上昇を期待。

1月30日(木)22:30

米国 2025年第4四半期GDP速報値

2025年第4四半期のGDP成長率速報値が発表されます。市場予想を大きく上回る強い結果となった場合、「経済が堅調=利下げペース鈍化」の連想からビットコインには売り圧力がかかる可能性があります。逆に予想を下回る弱い結果となれば、利下げ期待が高まりビットコインには買い材料となり得ます。

今週の注目の注文ポイントについて解説します。

今週は日足の下落トレンド継続を背景に、基本的には戻り売り戦略が有効です。ただし、4時間足でRSIが反発していることから、短期的な上昇には注意が必要です。

理想のショートシナリオ展開
  • エントリー9万〜9万1300ドル付近で段階的に売り注文
  • 利益確定8万5000ドルで利確
  • 損切り9万3000ドル上定着で損切り
理想のロングシナリオ展開
  • エントリー8万6000ドルで買い注文
  • 利益確定9万0000ドルで利確
  • 損切り8万5000ドル下定着で損切り

相場一言アドバイス

「据え置き」でも油断禁物!FOMC後の値動きに注目

今回のFOMCは金利据え置きが市場コンセンサスとなっていますが、「織り込み済みだから動かない」と考えるのは危険です。重要なのは政策金利の結果そのものよりも、パウエル議長の記者会見での発言内容と声明文のニュアンスです。

2025年12月のFOMCでは、利下げを実施したにもかかわらず「ホーキッシュカット(タカ派的な利下げ)」と受け止められ、ビットコインを含むリスク資産は大きく下落しました。これは、FRBが2026年の利下げペース鈍化を示唆したことが原因です。

注目すべきキーワード

今回のFOMC後の発言で以下のキーワードが出てきた場合、相場への影響が大きくなる可能性があります。
インフレは依然として高い」 → タカ派的(ビットコイン売り)
労働市場は安定している」 → 中立〜タカ派的
追加利下げは急がない」 → タカ派的(ビットコイン売り)
データ次第で柔軟に対応」 → ハト派的(ビットコイン買い)
景気後退リスクに注意」 → ハト派的(ビットコイン買い)

FOMC通過後の戦略

FOMC直後は値動きが激しくなるため、発表直前のポジション保有はリスクが高いです。発表後30分〜1時間は様子を見て、方向性が明確になってからエントリーすることをおすすめします。

また、今回は日足ベースで下落トレンドが継続しているため、仮にFOMC後に上昇しても9万2500ドル付近では売り圧力が強まると予想しています。上昇した場合は無理に追いかけず、戻り売りのチャンスを待つのが賢明でしょう。

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