BTCが8万5000ドルを明確に下回る、8万1000ドル台が次の焦点に

BTC/USDT 1時間足チャート

ビットコイン(BTC)は1月30日午前11時39分時点で8万1854ドル付近で取引されており、24時間で3.30%下落しました。直近24時間の値動きは8万1118ドルから8万4735ドルのレンジで推移しています。
1月28日終値では8万9000ドル台を維持していましたが、29日から30日にかけて2026年の最安値を更新し、心理的節目の8万5000ドルを明確に割り込みました。

現物ETFからの資金流出が続いており、機関投資家による持ち高調整の売りが8万5000ドル割れ後の下落局面で観測されています。

XRPは1.7ドル台前半へ調整、利益確定売りが継続

XRP/USDT 1時足チャート

リップル(XRP)は同時刻に1.7417ドルで取引されており、24時間で3.65%の下落となりました。直近24時間では1.7107ドルから1.8131ドルの間で値動きしています。
年初には2.3ドル台まで上昇する場面もありましたが、29日から30日にかけてビットコインと同じように調整局面に入り、今は1.7ドル台前半が当面のサポート水準として注目されています。

年初に約13億ドル規模のETF関連の資金流入が報告されていましたが、その後は新規の買いが入らず、利益確定売りが断続的に出ています。

米株・金属も同時安、暗号資産は清算連鎖で下落拡大

両通貨が下落した背景には、米国株式市場におけるテクノロジー株を中心とした売却と、金属類を含むリスク資産全般からの資金流出が同時に進んだことがあります。
米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ期待が後退したことでドル建て資産への資金回帰が進み、加えて米国政府のシャットダウン懸念が浮上しました。
週末にかけて市場の流動性が低下する中で売り圧力が集中し、暗号資産市場では数億ドル規模のレバレッジポジションの強制清算が発生しました。ロングポジションの整理が価格下落を加速させ、8万5000ドルを下回った後、8万1000ドル台前半まで売りが続きました。

BTCは8万1000ドル台、XRPは1.7ドル台の攻防に注目

市場参加者が次に確認しようとしている点として、ビットコインについては8万1000ドル台で下げ止まるか、8万ドルを試す展開になるかが焦点です。
現物ETFからの資金流出が週明けも続くか一巡するかによって売り圧力の継続期間が変わってきそうです。
FRBの政策に関する新たな発言や経済指標の発表があれば、8万1000ドル割れの有無を左右する材料として扱われる見通しです。また、レバレッジポジションの清算が一巡したのか、8万ドル付近に新たな清算集中ポイントがあるのかも注目されています。

リップル(XRP)については、1.7ドル台前半で買い支えが入るか、1.8ドル付近まで戻すかが当面の焦点です。ETF関連の資金流入が再開されるか、ビットコインやイーサリアムへの資金移動が続くかによって需給バランスが変わってきそうです。
米国における暗号資産ETFの承認状況や規制の明確化に関する動きがあれば、機関投資家の参入ペースに影響を与える可能性があるため、こうした情報が出た際の市場の反応が注目されています。

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