
メタラプネット株価 1時間足
メタプラネットの株価は、2026年2月3日に前日比4円高(+1.00%)の406円で取引を終え、出来高は約2,642万株と高水準となりました。
しかし翌2月4日には、前日比16円安(-3.94%)の390円まで下落し、出来高も約1,800万株へと減少しています。
2月3日から4日にかけては、400円台前半から390円台前半へと水準を切り下げる展開となり、短期的な調整局面が鮮明となりました。
直近1週間では、株価は400円台半ばから390円前後へと下落しており、週間ベースではおおむね3〜5%程度の下落率となっています。
出来高についても、2月3日をピークにやや減少傾向にあり、値動きの荒さが目立つ局面となっています。
BTC7.3万ドル割れが直撃、メタプラネット財務への影響

BTC価格 1時間足
2月3日以降、ビットコイン価格は7万3000ドルを下回る水準まで下落しており、暗号資産市場全体に調整圧力が強まりました。
1月下旬には8万ドル台後半で推移していた局面もありましたが、2月に入ってからは下落基調が鮮明となり、短期間で1割近い価格調整となっています。
この過程では、先物市場を中心にロングポジションの清算が相次ぎ、強制決済の増加が下落圧力を一段と強めたとみられます。
メタプラネットは、2025年末時点で35,102BTCを保有しており、総投資額は約3億800万ドルに達しています。ビットコイン価格が7万3000ドルを下回る水準まで下落したことで、保有資産の評価額は取得コストを大きく下回る状況となり、含み損が拡大しているとみられます。
同社は未払い債務を抱えており、1月29日に発表した資金調達によって、調達資金の一部を借入金返済に充てる方針を示しています。
ビットコイン価格が下落する局面では、保有資産価値の低下と債務負担の存在が同時に意識されやすくなり、財務リスクへの警戒感が強まりやすい状況となります。
2月16日決算に注目、ビットコイン収益と業績見通しが焦点
今後の注目材料としては、2月16日に予定されている2025年度本決算発表が挙げられます。今回の決算では、ビットコイン価格の上昇局面が業績にどの程度寄与したのか、暗号資産関連収益の実態や評価損益の扱いがどのように反映されるのかが焦点となります。
あわせて、1月に実施した資金調達の使途や進捗状況、債務返済の具体的な状況についても説明がなされるかどうかが、市場の関心を集めています。
また、2026年度の業績見通しについて、売上高160億円、営業利益114億円とする会社計画の達成可能性や、その前提となるビットコイン価格水準についての言及があるかも重要なポイントとなります。
テクニカル分析と今後の注目点

今後の株価動向をテクニカル面からみると、2026年2月時点のTradingView分析では、オシレーターは中立圏、移動平均は「強い売り」とされ、全体評価は「売り」となっています。
RSI(14)は36と中立水準に近く、極端な売られ過ぎ感は示していない一方、MACDはマイナス圏で推移しており、下向きのモメンタムが意識されています。
市場では、当面の下値目処として380円前後、上値の節目としては400円台前半から420円付近が意識されやすい水準とみられています。これらの水準は、ビットコイン価格の動向と密接に関係していると考えられます。
一方で、暗号資産市場全体のセンチメントが悪化した場合には、テクニカル面で示されている下値水準が試される展開も想定されます。