メタラプネット株価 1時間足

1月26日から27日にかけて大きく振れる展開となりました。26日の取引では、業績修正発表を受けて売りが先行し、株価は取引時間を通じて軟調に推移しました。

市場では最終損益が大幅な赤字に転落する点が強く意識され、終値は476円と前日比で下落しています。業績の内容自体は営業面で上方修正となったものの、評価損の金額が大きかったことから、発表直後は慎重な見方が優勢となりました。

一方、27日の取引では流れが一転しました。始値は486円と前日終値を上回ってスタートし、寄り付き直後から買い戻しが目立つ展開となります。取引時間中には一時506円まで上昇し、心理的な節目とされる500円を上回る場面も見られました。

もっとも、高値圏では利益確定の売りも入り、終値は前日比19円高の495円で取引を終えています。出来高は約1,890万株と急増しており、短期資金の流入によって値動きが大きくなった様子がうかがえます。

BTC評価損1,046億円公表後に株価反発

26日の下落と27日の反発を分けたのは、業績修正の受け止め方の変化があったとみられます。26日は、2025年12月期の最終損益が766億3300万円の赤字となる見通しが強く意識され、評価損約1046億円という数字のインパクトが株価を押し下げました。

もっとも、この評価損が非現金性である点や、営業利益が62億8700万円へと大幅に上方修正されている点については、時間の経過とともに冷静な見直しが進んだと考えられます。

メタプラネット、ビットコイン評価損1,046億円|業績上振れも最終赤字に

27日の市場では、最終赤字そのものよりも、2026年12月期の成長見通しに改めて注目が集まりました。同社は売上高160億円、営業利益114億円を見込んでおり、ホテル事業の安定的な推移に加え、ビットコインを活用したインカム事業の拡大を打ち出しています。

2025年末時点でのビットコイン保有量が35,102BTCと、前年末比で約20倍に増加している点も、暗号資産関連銘柄としての評価を後押ししました。ビットコイン価格の変動が業績や株価に直結する構造が改めて意識され、26日に進んだ売りが一巡した後、27日は買い戻しが優勢となったとみられます。

テクニカル分析 500円・480円水準を注視

TradingViewのテクニカル分析では、足元のメタプラネット株は短期では「中立」、1か月スパンでは「買い寄り」と評価されています。

株価は27日の終値で495円と、500円の節目に接近しており、この水準を終値ベースで明確に上回れるかどうかが、目先の方向性を左右するポイントとして意識されています。

一方で、下値については480円前後が短期的なサポートとされており、この水準を割り込むと450円台前半まで調整する可能性があるとの見方も出ています。

RSIなどのオシレーター系指標は中立圏にあり、過熱感は確認されていませんが、上昇トレンドが定着するには、ビットコイン価格の安定や追加材料の有無が引き続き注視される局面といえそうです。

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