メタプラネットの株価が310円台まで下落し、調整色を強めています。直近は決算発表後の売りが続き、短期的な戻りを試す場面も見られたものの、上値は重い展開となっています。

メタプラネット、株価340円で反発|2025年12月期決算で売上89億円・営業益62億円を発表

テクニカル指標では移動平均線の多くが下向きを示し、RSIやMACDも弱含みの水準に位置しています。足元の株価水準とチャート動向を整理します。

メタプラネット、株価310円に下落|テクニカルは売り優勢

メタプラネット(3350)/円 1時間足チャート

メタプラネットの株価は2月18日、前日比12円安の326円で取引を終えました。

日中は329円まで戻す場面もありましたが、引けにかけて売りが優勢となり、安値は319円まで下押ししました。出来高は約2,297万株と高水準で、決算内容を受けた売買が活発だった様子がうかがえます。

翌19日も流れは重く、始値323円から一時310円まで下落。12時時点では312〜313円前後で推移し、前日終値比で約4%安となりました。直近2日間の値動きは310円から329円のレンジ内で、52週安値291円が現実的な視野に入りつつある水準です。

足元のビットコイン価格が6万6,000〜6万7,000ドル台で推移するなか、評価面への懸念が先行し、株価にも売りが波及しました。

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テクニカル分析|RSI41・MACDマイナス圏の現状

短期から中長期までの主要な移動平均のうち、5日線を除くほぼすべてが売りシグナルを示しており、株価は多くの移動平均線を下回る位置にあります。

RSIは41台と、売られ過ぎ水準(一般的に30以下)までは達していませんが、50を下回った状態が続いています。MACDはマイナス圏で推移し、シグナルとの乖離も下方向に拡大しています。トレンド系指標としては、下向きのモメンタムが継続していることを示す形です。

MACDが底打ちし、シグナルラインとのゴールデンクロスが確認されるまでは、反発局面でも戻り売りが出やすい地合いとみられます。

注目の価格水準

価格水準では、ピボットポイントの標準S1が323円付近、R1が328円付近とされています。直近の株価はS1を下回る場面もあり、支持帯として機能するかが焦点です。上値では328〜330円近辺が目先の戻りの壁となりやすく、ここを明確に超えられるかどうかが短期的な分岐点となります。

一方、下方向では310円前後が当面の攻防ラインで、その下には52週安値291円が控えています。この水準を試す展開になれば、長期チャート上でも心理的な節目として意識される可能性があります。

メタプラネット株はビットコイン価格との連動性が高く、外部環境に左右されやすい銘柄です。ビットコインが安定すればテクニカルの改善も進みやすい一方、価格変動が拡大すれば指標面の弱さが再び強調される可能性もあります。

現状は、ファンダメンタルズの材料とテクニカルの弱含みが重なり合う局面といえ、外部市場の動向とあわせて慎重に見守られています。

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