リップル(XRP)は今後も弱気相場継続か
仮想通貨リップル(XRP)の価格は、25日16時で0.321ドル(35.25円)。前日同時刻比の価格0.320ドル(35.14円)と比べると価格に変動はない。
リップルは昨日の夜から黄緑ラインでの価格の攻防が行われていたが、結局下に割れることなくレンジ内を推移している。
しかし、上昇も緩やかで徐々に価格変動が小さくなっている印象だ。
(出典:Trading View)
昨日と同様に現在の重要ラインとしては、上は赤ライン(0.324ドル:35.6円)、下は黄緑ライン(0.318ドル:34.9円)オレンジラインが挙げられる。
下落のシナリオでは、黄緑ライン・オレンジラインを明確に割れば大きな下落が起こると考えている。
下落の目安としては0.3ドル付近まで価格を落とす可能性がある。しかし最近のリップルの相場では大きくひげをつけての反発することが多いことに注意したい。
上昇のシナリオでは赤ラインをブレイクすることが出来れば、ピンクラインまで上昇する可能性が高くなると考えている。
もし赤ラインをブレイクすることがあれば、ピンクライン(0.33ドル:36.2円)・紫ライン(0.345ドル:37.8円)まで上昇していく可能性がある。
最近のリップルには多くの悪いファンダが出てきている。
リップル社2018年第4四半期マーケットレポート公表では、機関投資家向けへの直接販売額(Institutional direct sales)が-50%近い減少している。
これは仮想通貨価格下落を受けて機関投資家が強固な姿勢に入っている可能性が考えられ、リップル(XRP)市場の不調を示唆する結果となっている。
リップル社は2018年第4四半期のマーケットレポートを公表。XRPの会計修士からリップルの現状が垣間みえてくる報告となった。
さらにリップル(XRP)の時価総額が、61億ドルも「水増し」されていると、仮想通貨リサーチメディアMessariは独自のレポートによって報告されている。
これはリップルの時価総額の半分に匹敵する額で、これが本当であればかなりの問題である。
Ripple社はこの報道に対して否定の意を示しているが、事実は未だになぞである。
仮想通貨リップル(XRP)の時価総額が、現在公表されている130億ドルの約半分にあたる、61億ドルも「水増し」されていると、24日、仮想通貨リサーチメディアMessariは独自のレポート内で指摘。
ファンダメンタルズの影響が価格に 大きく反映される印象があるリップルだが、これらのニュースが悪影響を与え、直近でリップルの価格が下がることも否定できない。
今後もリップル相場は弱気のまま進行していきそうな予感だ。
ここに記載された見解は著者のものであり、必ずしもコインオタクの見解を反映するものではありません。すべての投資にはリスクが伴うため、意思決定の際には独自に調査を実施する必要があります。