
米CMEグループで最大手デリバティブプロバイダーのシカゴ・マーカンタイル取引所は仮想通貨(暗号資産)先物のイーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)に続く4例目としてリップル先物(XRP)を5月19日にローンチすると発表。既に仮想通貨上場投資信託としてテウクリウムのレバレッジリップルETFもローンチしており、機関投資家の需要の増加を示していると言える。
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米CME、リップル先物を正式ローンチ
米CMEグループは24日、リップルのXRP先物を2025年5月19日にローンチすると発表した。ビットコインやイーサリアムの例では先にメインコントラクトとなるビットコイン先物、イーサリアム先物をローンチした後、先物コントラクトサイズの小さいマイクロビットコイン先物、マイクロイーサリアム先物をローンチしている。
一方でソラナ(SOL)とリップル(XRP)においては同時に通常の先物、マイクロ先物の2例をローンチし、機関投資家や大口投資家の需要が増加していることがわかるだろう。
コントラクトの仕様は1XRPを313円とすると
・XRP先物=5万XRP(1565万円)
・マイクロXRP先物=2500XRP(78.2万円)
ということになる。
マイクロXRP先物は個人投資家など向けではあるものの、仮想通貨推進派のトランプ大統領の誕生により単価が大きく上昇しており、大口や機関投資家向けというこになるだろう。
XRP超速報:最大手オプション取引所のCMEは正式に5月19日にリップル先物をローンチすると発表。
— 墨汁うまい(Bokujyuumai) (@bokujyuumai) April 24, 2025
当初の公式リーク通り
・XRP先物=50,000XRP/コントラクト
・マイクロXRP先物=2,500XRP/コントラクト
の2つをローンチする。
仮想通貨先物としてはイーサリアム先物やソラナ先物に続く4例目となる… https://t.co/SpTK2jNIoC pic.twitter.com/oyUyXKdHrK
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リップルETFの需要
ETF運用会社の米テウクリウム・インベストメント(Teucrium Investment)は米国時間2025年4月8日に米国発の例となるレバレッジ型リップルETF(上場投資信託)をローンチ。ソラナと同様にビットコインETFとイーサリアムETFほどの規模ではないものの、AUMは4031万ドルを突破する順調な滑り出しとなっている。
この背景にはドナルド・トランプ大統領が次々に仮想通貨(暗号資産)に対する優遇政策を打ち出しており、その中には「米国発の仮想通貨優遇」が含まれていることが大きく関係している。結果的に一部の証券性を米国証券取引委員会(SEC)との和解で認めたことになったが、リップル社の一部勝訴とSECの仮想通貨プロジェクトや取引所に対する訴訟取下げが追い風となっているといえるだろう。
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