NFLスター選手らが年俸のビットコイン(BTC)支払い求める

全米フットボール連盟(NFL)のスター選手を中心に、ビットコイン(BTC)で年俸を支払ってほしいという声が強まっています。ラッセル・オクング(Russel Okung)選手の発言やマット・バークレー(Matt Barkley)選手のマイニング事実などビットコインとの関わりは、多くのNFL選手の間で広がっています。

ビットコイン(BTC)の現在の価格

「Pay me in Bitcoin(ビットコインで支払ってくれ)」とツイート

NFLスター選手とビットコイン(BTC)との物語は、約2週間前(2019年5月14日)に表面化しました。ロサンゼルス・チャージャーズに所属するオクング選手がTwitterにただ一言「Pay me in Bitcoin(ビットコインで支払ってくれ)」とつぶやいたのが始まりです。

オクング選手はそれだけでは終わりませんでした。約20分後、Twitter上でさらに一言付け加えました。「アスリートがビットコインで支払ってもらっていると、ESPN(人気スポーツ専門チャンネル)がトップニュースで報道するのを見られると、さぞかし素晴らしいことだろう」と投稿しています。

Twitter上ではファンがもろ手を挙げて賛同し、いいね!の意味を込めて「so much love(たくさんの愛をこめて)」と励ましました。その後オクング選手は「俺は今や革命に参加している。BTCはロングで、銀行員にはショートで付き合おう」とも投稿しています。

無料のウォレットサービス利用の提供も

オクング選手のTwitterの翌日、投資運用企業モーガン・クリーク・デジタル社最高経営責任者(CEO)のアンソニー・ポンプリアーノ(Anthony Pompliano)氏がTwitterに割って入り、クォーターバックのマット・バークレー(Matt Barkley,)選手が、かつて所属したサンフランシスコ・フォーティナイナーズとシンシナティ・ベンガルズ両チームにビットコイン(BTC)での支払いを求めたことがあるが、上手くいかなかった事実を報告しています。

これに対してTwitter上では、アドバイスや無料で商品を提供する声が上がりました。仮想通貨のハードウエアウォレットであるトレザー(Trezor)は、バークレー選手とそのチームメートに無料のウォレットを提供したいと申し出ました。しかし、バークレー選手はレジャーに興味があると、やんわりと断る返事でした。

ビットコインのマイニングを認める選手

バークレー選手についてはほかに、もっと驚くべきことがあります。同選手は「個人的に投資して、ビットコインのマイニング(採掘)を始めた」ことを確かめるMeanHas名の問い合わせに、Twitter上で「Already am mining(すでにマイニングしている)」と認めたことです。

MeanHash名の人物は誰なのか不明ですが、「仮想通貨に関心があれば、成果を得るために投資してみませんか?ビットコインを購入するのではなく、採掘してみませんか。関心があれば、DMしてください」と申し入れていました。

NLF選手協会副会長のオクング選手は行動を起こす適任者?

5月24日になって、オクング選手はさらにつぶやき、「2、3人の同僚選手が、ビットコインについて俺に電話してきた。そう、俺は真剣だよ!」

この電話は、オクング選手の新しい興味について、チームメートとして関心を持った出来事だけでは済まされません。オクング選手はNFL選手協会の副会長で、協会は「選手の利害を適切に評価し、その権利を守るため行動する団体」ですから。

もし誰かが、ビットコイン(BTC)による報酬支払いの呼びかけを推進することができるとするならば、オクング選手は適任でしょう。仮想通貨の給与支払いサービスをしているビットウェイジ(BitWage)が助っ人として乗り出せば、この要求はさらに容易に実現の方向に向かう可能性があります。

ビットコイン(BTC)の価格・相場・チャート

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参考
Bitcoinist

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