バイナンスが捜査協力
バイナンスは、英国で起きた約55億円相当に及ぶ詐欺事件について警察の捜査に協力していたことが明らかに。捜査協力が仮想通貨業界の安全の促進に重要な役割を果たすとしている。

バイナンスが捜査協力

バイナンスは、英国で起きた41万ユーロ(約55億円)相当に及ぶ詐欺事件について、警察当局の捜査に協力していたことがわかった。事件は仮想通貨に関連していない。

バイナンスのCCOであるSamuel Lim氏は木曜日に投稿したブログ内で、UK警視庁のサイバーセキュリティ課に対する捜査協力を行ってい旨を綴っており、その事件は少なくとも53以上のサービスでフィッシング詐欺を行った疑いのあるブルガリア人に関わるものだった。

そのフィッシング詐欺を利用することで、犯罪者らがそれらサービスから個人情報を盗み取り、ダークウェブ上で販売していた。Lim氏によれば、その詐欺による被害者数はおよそ50万人に及ぶとのことだ。/p>

現在、そのブルガリア人はイギリス国内へと送還され、5つの詐欺事件で有罪となり、懲役9年が言い渡されたという。

Lim氏は「この捜査結果をうれしく思うと同時に、この事件へ正義をもたらしたことを誇りに思う」と語り、「法執行機関との協力は、仮想通貨業界をより安全な環境へと促すために重要な部分である」と強調した。

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