OKExがBTCオプション取引を開始
中華系取引所OKExは一般的なローンチに先立ち、限定したユーザー向けにビットコイン(BTC)のオプション取引を開始した。
TheBlockが26日に入手した発表によると、本オプション取引は1日ごとに決済される。一般的なローンチは2020年1月9日の予定だ。
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仮想通貨データ分析企業skewのデータによると、OKExは仮想通貨デリバティブ業界を支配するトップ3の内の1社だ。
オプション取引をするためには、本人確認手続き(KYC)を行う必要があり、それに加えオプション取引を理解していることを証明するための適正テストに合格しなくてはならない仕組みになる。
オプションを取り扱うプラットフォームは増えつつある。Bakktは今月9日よりBTCオプション取引を正式に開始した。米大手CMEも来年の1月13日にBTCオプション取引の開始を予定し、Bitfinexも2020年第1四半期にオプション取引を始めると明かしている。
さらにBinance JEX、Deribit、LedgerXはすでにオプションを取り扱っている。
注目イベント
27日には、OKExオプション開始とCMEのBTC先物SQのほか、Deribitは直近最大級のオプションカットオフ(17時)という重要イベントを控えている。