世界的な教育機関であるUCバークレーは、ブロックチェーン企業へ向けた開発支援プロジェクトBerkeley Blockchain Xceleratorを発表。
UCバークレーは、ブロックチェーン技術の事業展開に尽力している。
UCバークレーがブロックチェーン企業支援プロジェクトを発表
世界有数の教育機関であるUCバークレーは新規ブロックチェーンスタートアップへの支援プログラムを開始したことを発表した。
「Berkeley Blockchain Xcelerator」という名称の同プロジェクトは12週に渡って開催され、初期段階のブロックチェーンプロジェクトが成功するよう開発支援を行うことを目的としている。
同プロジェクトはカリフォルニアを拠点に展開されるが、世界中のブロックチェーンカンパニーが支援を受けることができるようだ。
起業家やUCバークレイ卒業生、投資家などの専門家が事業発展のためにコンサルティングをしていくという。
UCバークレーはブロックチェーン事業を全面支持
支援プロジェクト「Berkeley Blockchain Xcelerator」はVCファンドBerkeley X-labから金銭支援を受け、UCバークレー直属の教育機関Sutardja CenterおよびHaas School of Businessが協力している。
Hass Schoolは学術界と産業界合わせて100人以上余りのメンバーで構成され、ブロックチェーン事業の概念実証(PoC)を数多くの企業に計画するなど、確かな実績を持つ学生運営の組織。
UCバークレイのブロックチェーン部門長であるGloria Zhao氏は、「ブロックチェーンのような新生技術では、学生が業界に大きな影響を与える専門家になることができる。」と発言。
さらに、「バークレーではブロックチェーン部門では学生が起業家としての精神を育むことを目的として、業界を先導する次世代のリーダーを支援している。」と今後の展開に全力の姿勢を示した。
今回の「Berkeley Blockchain Xcelerator」に限らず、UCバークレーはブロックチェーン技術の普及や事業展開に尽力している。
以前はリップル社の大学ブロックチェーン研究イニシアチブ(UBRI)と提携し、Hass Schoolでのブロックチェーンイベントを開催。
その他にもリップルと提携し、分野横断的な研究やブロックチェーンハッカソン支援を行なっている。